役員運転手(お抱え運転手)の守秘義務の徹底は派遣業者がスゴイ!
2020年06月15日
役員運転手にとって、守秘義務つまり「秘密を外部に漏らさないこと」は大切な要素です。業務の性質上、企業の様々な情報を偶発的であれ知り得てしまう立場にいるため、守秘義務への意識はドライビングスキル以上に重要な項目です。
近年、役員運転手を自社雇用するのではなく外部サービスにアウトソーシングする動きが活発化していますが、守秘義務という観点においても派遣役員運転手を利用するメリットは高いです。
この記事では守秘義務をキーワードに、自社雇用の役員運転手ではなく、派遣の役員運転手を利用する意義について解説します。
目次
1、役員運転手にとって守秘義務が大切な理由
企業にとっても官公庁にとっても、非常に重要なのは機密情報を決して外部に漏らさないことです。
大抵の場合、どの組織や団体にも秘匿性の高い情報が存在します。
第三者が知ることで、その組織はもちろん社会にも悪影響を与えることがあるため、機密情報の保管や保全は最重要項目とされています。
役員運転手にとって守秘義務が重要な理由には、以下のような点が挙げられます。
1-1 企業にとってマイナスの影響が出る
クライアント企業の機密情報が漏れると、その企業の経営や資産・イメージに大きなダメージを与えかねません。
例えば機密情報が会社の決算や事業成果に関連したものである場合、外部に広範囲に漏れてしまえば株価を乱高下させてしまう恐れもあります。
上方修正や下方修正の情報・新製品の開発や特許取得の情報・合併や子会社設立に関するニュースなどであれば、当然大きな波及を生みます。東証一部上場企業などの大企業であれば特にそう言えます。
また製品情報や特許に関連した情報が不特定多数の人に知れ渡ってしまうと、知的財産の喪失や侵害などを生みかねません。ライバル会社との競争力を失う結果になることすら、絶対にないとは言えません。
人事に関連した情報も危険因子となります。
左遷や出向・役員の入れ替わりなどの情報が下手に漏洩してしまえば、予期せぬ形で会社内の不和や軋轢が生み出される可能性もあるでしょう。
大げさな話に思えるかもしれませんが、役員運転手はいつどのような状況で会社の機密情報を知ってしまうか分かりません。
「人の口に戸は立てられない」という格言通り、軽い気持ちで他の人間に漏らした情報が瞬く間に拡散してしまうことは、今の情報社会では珍しい話ではありません。
1-2 運転者本人にも派遣会社にもダメージがある
役員運転手が守秘義務を意識せずに機密情報を口外してしまうと、クライアント企業のみならず、運転手本人や派遣会社にも大きな打撃を与えます。
当然のことですが、信頼できないスタッフを在籍させたいと思う派遣会社は存在しません。
情報の程度による部分も多少あるとはいえ、その会社で継続して仕事を与えてもらうことは期待できません。
またスタッフの守秘義務に関する瑕疵は、派遣会社の管理能力の低さと捉えられます。
業界での社会的信頼を一度失ってしまえば、そのドライバー派遣会社は最悪つぶれてしまうことにもなりかねません。
もし派遣会社に多大の損害をもたらした場合、雇用契約書の内容や情報漏洩の経緯にもよりますが、運転手への損害賠償請求が発生することも考えられます。
このように、守秘義務を故意に守らない役員運転手は、自分個人にも所属する派遣会社にも多大の被害をもたらすことがあります。
1-3 犯罪につながる可能性もある
情報漏洩は犯罪につながる因子になるといっても過言ではありません。
例えば会社の株価に関連した情報が洩れると、インサイダー取引に発展しかねません。
また会社の人事情報をたてに恐喝沙汰が発生しないとも限りません。
このように、ふと見聞きした情報が社会的トラブルの原因にすらなることを踏まえると、守秘義務が非常に重要な要素であることは言うまでもありません。
役員運転手は、時には秘書以上のパフォーマンスを発揮することがあります。役員の方に近い場所で業務を行う上に、場合によっては長い時間を共にすることもあります。
プロフェッショナルの役員運転手は自ら重要情報を聞き出すことは当然ありません。とはいえ、たまたま書類の文字が視界に入ったり役員の方の電話の内容が聞こえてきたりと、偶発的に秘匿性のある情報を見聞きする可能性はあります。
2、役員運転手派遣サービスは自社雇用より守秘義務が徹底している理由
同じ役員運転手でも、自社雇用の役員運転手と派遣の役員運転手とでは、守秘義務が遵守されるかどうかのリスクにおいて多少なりとも違いが生まれます。
端的に言えば、派遣の役員運転手の方が自社雇用の役員運転手よりも守秘義務を守りやすい、と言えます。
一般的には外部の会社から派遣される人材の方が情報漏洩リスクが高まりそうなイメージがあるかもしれませんが、実は逆です。
そう言える理由を2点、簡単に解説いたします。
2-1 派遣運転手は社内の事情に通じていない
派遣の役員運転手は自社雇用の運転手とは異なり、クライアント企業ではなく派遣会社に籍を置いています。
つまりクライアント企業の従業員ではない以上、その企業の内部情報に通じていません。
会社への送迎時に多少コンタクトがあるとはいえ、その企業の従業員や他の役員の方、社内の雰囲気などについて熟知しているわけではありません。そのため、会社の人事や役員の方の評判などについて私情が入る余地があまりありません。
給料はその企業ではなく派遣元の会社から支給され、勤務管理も派遣会社が行っています。
一方その企業に帰属していて、他の従業員や役員の方との接触がある自社雇用の運転手は少々立場が異なります。
その企業から給与を支給され、福利厚生などのサービスを受け、会社内の一従業員としての扱いを受けています。
他社員との交友関係はもっと深いものになり、企業の雰囲気についても知るところがより多くなります。
では、もし仮に自社雇用の役員運転手が自社に関連した重要情報を知り得た場合はどうなるでしょうか?
例えば、同僚に関する人事情報や快く思っていない上司に関する情報、社内の不祥事やスキャンダラスな情報、プライベート情報などを見聞きした場合、軽い気持ちで第三者に情報を伝えてしまうリスクがあります。
人間である以上感情が入るため、人事やトラブルに関する情報は特に広まりやすいかもしれません。
もし複数の役員の方のために業務を遂行しているなら、秘匿性の高い情報について聞かれて他の役員の方に尋ねられて困惑するという可能性も否ません。
この点、派遣の役員運転手は外部の人間である以上、クライアント企業との関りが薄く、良い意味で社内の物事に関して関心や私情も生まれにくいです。
そのため、仮に重要な情報を見聞きしても、それを口外しない可能性が相対的に高いです。そもそも社内の人事や業務に通じていない以上、それが重要な情報であることに気づかないことすらあるでしょう。
2-2 派遣会社には守秘義務に関する徹底した研修制度がある
役員運転手を派遣する会社は、クライアント企業から信頼を勝ち得ることが何より重要です。
自社が派遣する運転手の不祥事は、そのまま会社の不祥事となり、先述のように会社存続の問題にすら発展しかねません。
そのため、守秘義務に関しては徹底した研修制度を設けています。
守秘義務に関する宣誓書や契約書に署名を行い、長時間に及ぶ講義を課したりすることもあります。
情報漏洩問題は毎年のように頻発している上に、近年は情報が簡単に拡散してしまうネット社会になっているため、定期的な研修、監視を欠かしません。
もちろんどの企業も守秘義務に関しては従業員に教育しているはずですが、自分の所属する会社の情報についてうっかり近い人間に話してしまうことは珍しくありません。
先ほどの例のように、ある役員の方に別の役員の方について聞かれる場合など、内部の人間だと逆に安心して話してしまうこともあるでしょう。
それに対して、完全に外部の会社であり、かつクライアント企業の信頼なくしては存続できない派遣会社の立場からすれば、どんな状況であれ秘匿性の高い情報やプライベートの情報を漏らすわけにはいきません。このことは会社にもスタッフにも守秘義務への高い意識を抱かせます。
もちろん守秘義務が履行されるかどうかは最終的に、自社雇用運転手であれ派遣運転手であれ運転手個人の人間性に依ります。とはいえ、研修制度がより徹底する分、派遣サービスの信頼性はやはり相対的に高くなります。
3、最高度の守秘義務教育が魅力の役員運転手の派遣会社「セントラルサービス」
弊社「セントラルサービス」は、ホスピタリティーマインドと最高品質の運転業務だけでなく、守秘義務に関しても業界最高水準の徹底した体制作りがあると自負しております。
お客様に寄り添いご要望に可能な限り応えるように教育しておりますが、守秘義務に関してはたとえお客様と同じ企業の方であっても共有しないようにと弊社の運転手には徹底した意識付けを行っております。
具体的には、弊社ドライバーは以下の点を遵守するように教育を受けております。
・お客様の家族構成や住所など、プライベートなことは一切口外しない
・社内の荷物や書類に、触れたり閲覧したりしない
・お客様やお客様の企業に関して秘匿性がある情報は、上司にも報告しない
・不必要にお客様や企業に関して質問しない
・他の役員の方との会話を共有しない
・お客様のスケジュールは漏らさない
・食事の好みなど些細なことであっても一切口外しない
このように弊社は「そんな小さな情報まで?」と思われるようなことであったとしても、文字通り一切お客様については「知らぬ存ぜぬ」を貫く姿勢を取っており、在籍する運転手にもそれを徹底しております。
たとえお客様から、お客様にとって部下にあたる方について聞かれることがあっても情報は一切お伝えしません。さらに言えば、役員の方の奥様など家族の方からの質問であったとしても同様です。
弊社をご利用いただくお客様には、車内での会話や手持ちの資料などにいかなる秘匿情報が含まれていたとしても、外部への漏洩に関してご心配をおかけすることはございません。
4、まとめ
守秘義務は全ての企業・団体にとって重要なファクターです。
役員運転手のように、重要な情報に接する機会が相対的に高い職業においては、特に守秘義務への高い意識が求められます。
この点について言えば、派遣の役員運転手は自社雇用の運転手と比較して、より高い信頼性を確保できる下地があります。
弊社セントラルサービスも最高品質の研修制度をもとに、運転手1人ひとりが責任感を持った業務を遂行できるよう日々邁進しております。
また守秘義務のみならず、ホスピタリティーや快適な移動サービスという面においても弊社は最高のサービスをお約束します。
役員運転手派遣のご要望は、ぜひ弊社「セントラルサービス」へお申し付けください。
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【弊社概要】
商 号 セントラルサービス株式会社
https://www.central-service.co.jp/
(役員運転手派遣会社・運行管理請負会社)
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TEL 03-6380-9151
FAX 03-6380-9152
E-mail info@central-service.co.jp
資本金 2000万円
代表者 高島 良太
取引銀行 三井住友銀行・三菱UFJ銀行
派遣認可番号 派13-314752
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