役員の送迎などに活躍!ドライバー派遣での働き方や条件を解説
2024年08月21日
ドライバー派遣企業の送迎ドライバーとして勤務は、さまざまな場所で活躍できます。
しかし送迎ドライバーといっても、仕事内容はすべて同じではありません。
自身に合った契約先・雇用先を見つけるためには、どのような仕事をしたいかを明確にしておく必要があります。
この記事では、送迎ドライバーとして働きたい方を対象に、雇用形態、主な働き方とその業務内容、契約の手順などについてご紹介します。
運転技術を仕事で役立てたいとお思いの方は、ぜひご確認ください。
目次
1. ドライバー派遣サービス企業とは?
派遣サービス企業でドライバーとして勤務する前準備として、派遣サービス企業について理解を深めておくことが大切です。
ドライバーの主な雇用形態とあわせて、詳細を確認しておきましょう。
1-1. ドライバーにとっての派遣サービス企業とは?
ドライバー派遣サービス企業とは、依頼に応じて、企業・施設などへドライバーを派遣するサービスを提供する会社です。
個人のドライバーは、ドライバー派遣サービス企業と契約を結び、クライアント(契約先企業・施設)のもとで働きます。
ドライバーが派遣業者を介して仕事を受けるメリットとして、下記の3つが挙げられます。
1.自身にとって、より適した職場を見つけられる
2.研修制度が手厚いため、未経験でもチャレンジしやすいうえ、自信をしっかりと持って業務にあたれる
3.希望の年収を達成しやすい
詳しくは「ドライバー派遣サービス企業で役員運転手として働く|メリット・デメリットを解説」で取り上げているため、あわせてご確認ください。
1-2. ドライバーの2つの雇用形態
派遣サービス企業でドライバーとして勤務する場合、正社員として雇用契約を結ぶケースと、事業主として業務委託契約を結ぶケースに分けられます。
それぞれのメリットやデメリットについて把握しておき、適した契約方法を選びましょう。
1-2-1. 正社員
正社員の送迎ドライバーになる場合、主なメリット・デメリットとして下記のことが挙げられます。
メリット | 月給が決まっており、最低限の収入を確保できる
有給休暇や夏季休暇など、福利厚生が手厚い傾向にある 昇給制度が設けられているケースもある |
デメリット | 正社員採用の求人数が、比較的少ない |
正社員として就職すると、収入や休みに関するメリットが多い傾向にあります。
生活の時間も重視し、ライフワークバランスを意識したい場合には正社員が向いているといえるでしょう。
一方で、そもそもの求人数が比較的少ない傾向にあるため、気になる求人を取りこぼさないように頻繁なチェックが必要です。
1-2-2. 業務委託
業務委託は、業務委託契約を結び、サービスを提供することで報酬が発生する働き方です。
業務委託で勤務する主なメリット・デメリットは、下記のとおりです。
メリット | 稼働時間にあわせて収入を増やせる
正社員よりも、稼働時間・稼働日に融通が利きやすい |
デメリット | 事業主として契約することになり、労働者扱いにならなくなるため、労働基準法をはじめとした各種法律が適用されない
賞与や休日関連の福利厚生が手薄な傾向にある |
業務委託の場合、最低勤務期間や最低勤務日数・時間が設けられ、それを満たせばよいとするケースが多い傾向にあります。
そのため、正社員のように週5日の稼働は難しい方でも、送迎ドライバーとしての勤務が可能です。
また昇給制度はないものの、稼働時間に応じて収入を増やせるのも大きなメリットといえるでしょう。
ただし正社員のように、労働者ならではの保護を受けられなくなる点には注意が必要です。
社会保険の適用や、残業代の支給などに違いがある可能性があるため、契約条件について派遣サービス企業へ確認をしておく必要があります。
2. ドライバー派遣会社での働き方|送迎・ルート・配送
送迎ドライバーとして派遣サービス企業に就職・契約するといっても、さまざまな勤務先があります。
たとえば、下記の例が挙げられるでしょう。
・特定の個人(社長・役員など)を送迎する…役員運転手、お抱え運転手、ハイヤー運転手など
・決められたルートで運行する…バスドライバーや大型車のドライバーなど
どの種類の業務を担うかは、派遣サービス企業によって異なります。
自身が担当したい送迎業務がどちらのタイプなのかを明確にしておき、マッチする派遣サービス企業を選ぶことが大切です。
それぞれのおおまかな内容についてご紹介します。
2-1. 社長や役員の送迎
社長・役員などのVIPを対象とし、スケジュールにあわせて送迎サービスを提供する働き方です。
ドライバーは、運転以外にもさまざまな業務を担当します。
たとえば、下記の仕事を担当するでしょう。
・使用車両の日常点検と記録(日次、月次)
・使用車両の清掃・洗車
・使用車両の法令点検の期間管理
・給油、油脂交換
・乗降サポート、エスコート
役員運転手・送迎ドライバーは、自家用車を運転するのに必要な、普通自動車第一種免許のみで就業できます。
普通自動車第一種免許を取得しており、一定の運転経験があり、安全運転ができればチャレンジが可能です。
2-2. バスや大型車のルートドライバー
スクールバスや送迎バスなど、定められたルートを運行するドライバーです。
役員運転手と同様に、運転だけでなく、車両管理にまつわる幅広い仕事を担当します。
しかしバスには下記のとおりさまざまな種類があり、送迎する人々の傾向も異なるため、あらかじめどのタイプのバスドライバーとして勤務したいかを明確にしておくことが大切です。
・お子さまを対象とするバス…幼稚園送迎バス、保育園送迎バス、スクールバス、習い事送迎バスなど
・特定の施設に関するバス…病院送迎バス、福祉施設送迎バス、介護施設送迎バス、従業員送迎バスなど
・不特定多数に対応するバス…コミュニティバス
またバスの種類によっては大型免許や第二種免許が必要になるケースもあるため、条件をよく確認しておきましょう。
3. 送迎・配送などのドライバーとして派遣企業と契約する手順
送迎ドライバーとして派遣サービス企業と契約を結ぶ場合、基本的に、下記の5ステップで手続きをします。
1.問い合わせフォームや窓口を通じて応募、書類を提出
2.書類選考
3.面接、試運転
4.条件確認
5.内定
ただし派遣サービス企業によって細かな選考・契約手順が異なるため、気になった企業を見つけた場合は、はじめに詳細を確認しておきましょう。
4. 役員運転手として勤務するなら「セントラルサービス株式会社」
ドライバーのうち、とくに「特定の個人を対象として、丁重な送迎サービスを提供したい」とお思いの場合は、役員運転手がおすすめです。
役員運転手は運転スキルだけでなく、接遇・マナーも求められるドライバー職です。
企業の社長や役員などの多忙な人を送迎する仕事であり、給与の条件や働き方によっては高収入を目指しやすい職種ともいえます。
「セントラルサービス株式会社」は、東京都丸の内エリアを中心に、役員運転手として勤務するドライバーを派遣している派遣サービス会社です。
正社員と業務委託双方で、ドライバーを募集しています。
普通自動車第一種免許を取得していれば、未経験でも応募可能です。
仕事内容や研修制度、収入など、詳しくは「役員運転手(ドライバー)求人募集」からご確認ください。
5. まとめ
ドライバー派遣業者で送迎などのドライバーとして勤務する場合、活躍できる場所は多岐にわたります。
契約形態には主に正社員と業務委託があるため、業務内容とあわせて確認し、適した方を選びましょう。
この記事でご紹介した内容を参考に、ドライバーとして誰を送迎したいのか、どのような働き方をしたいのかなどを明確にして、契約先を検討してみてください。
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