過酷なセールスドライバーの次のステップ?役員運転手への転職ガイド
2024年05月29日
過酷なセールスドライバーから次のステップへの転職を検討している方は、転職前に候補先の業種の違いをしっかり把握しておきましょう。
具体的に何が異なるのか把握するためには、役員運転手について深く知る必要があります。
とはいえ、現職にストレスを抱いている場合は、すぐにでも転職へ踏み出したいはずです。
本記事では、セールスドライバーの次のステップとして、役員運転手になるための心構えや転職するメリット・デメリットを解説します。
適性を把握して役員運転手への転職を成功させたい方は、ぜひご一読ください。
目次
1. セールスドライバーと役員運転手の違い
セールスドライバーから役員運転手へ転職したらどのように変わるのか、仕事内容・年収・雇用形態の違いを解説します。
1-1. 仕事内容
セールスドライバーと役員運転手の仕事内容の違いは、以下のとおりです。
セールスドライバー | ・荷物をお客様のご自宅や勤務先などへ配達する
・お客様の荷物をお預かりして希望のお届け先まで配達する ・物流に関するお悩みを聞いて企業のサービスを紹介する ・代引き料金の受取および着払い送料の受取をする |
役員運転手 | ・お客様を目的地まで送迎する
・お客様をおもてなしする ・お客様をエスコートする ・車体の管理および清掃をする |
配達・集荷・営業・決済代行などを担うセールスドラーバーは、過酷な労働状況にあるといえます。
役員運転手へ転職することで、過酷な労働状況から解放されるでしょう。
あわせて、ドライバー業の種類や仕事内容を把握したい方は、以下の記事も参考にしてください。
1-2. 年収
セールスドライバーと役員運転手の年収は、以下のとおりです。
年収 | 月収で計算した場合 | |
セールスドライバー | 384.4万円 | 約32万円 |
役員運転手 | 360万~520万円(※弊社の場合) | 30万~43万円 |
上記のとおり、セールスドライバーから役員運転手へ転職後も、経済的安定を得られます。
※出典:厚生労働省 職業情報提供サイト
1-3. 雇用形態
セールスドライバーと役員運転手の雇用形態は、以下のとおりです。
セールスドライバー | ・正社員
・契約社員 |
役員運転手 | ・正社員
・契約社員 ・業務委託 ・パート |
これまでと同様の働き方を希望する場合は正社員・契約社員、個人事業主として働きたいケースでは業務委託を選択できます。
2. セールスドライバーから役員運転手へ転職する3つのメリット
セールスドライバーから役員運転手へ転職する3つのメリットを解説します。
2-1. ①営業ノルマから解放される
セールスドライバーから役員運転手へ転職すれば、営業ノルマから解放されます。
営業ノルマは企業によって異なりますが、月2万円の業績をあげる必要のある場合がほとんどです。
ノルマがあることで、精神的に疲弊してしまう方も少なくないでしょう。
役員運転手へ転職すれば、営業ノルマは一切ありません。
そのため、上司によるプレッシャーや精神的ストレスから解放されます。
2-2. ②体への負担が少なくなる
体への負担が少なくなるのも、セールスドライバーから役員運転手へ転職するメリットです。
セールスドライバーは荷物を配送する仕事であるため、重量物を持つ機会が多く体力も消耗します。
役員運転手もお客様の荷物を持つ機会はありますが、冷蔵庫や食器棚のように大型家電を運ぶ業務はありません。
役員運転手へ転職すれば、体への負担が少なくなるため疲労も軽減されるでしょう。
2-3. ③高級車を運転できる
セールスドライバーから役員運転手へ転職すれば、高級車を運転できます。
役員運転手が運転するのは、クラウンやセンチュリーなどの高級車です。
外観はもちろん乗り心地もトラックとは全く異なります。
高級車を運転することで、仕事へのモチベーションも高まるでしょう。
モチベーションが高まれば仕事へ取り組む姿勢も変わるため、評価される可能性が高まり昇給のチャンスも掴めるはずです。
3. セールスドライバーから役員運転手へ転職する3つのデメリット
セールスドライバーから役員運転手へ転職する3つのデメリットを解説します。
3-1. ①さらなる高度な運転技術を身につける必要がある
セールスドライバーから役員運転手へ転職する際は、さらなる高度な運転技術を身につける必要があります。
セールスドライバーとして、運転技術を磨いてきた方もいらっしゃるでしょう。
ただし、それは荷物を運ぶための運転技術です。
役員運転手は、お客様を送迎するにふさわしい運転技術を身につける必要があります。
とはいえ、セールスドライバーとして活躍してきた方であれば、すぐにコツを掴めるはずです。
3-2. ②運転時間より待機時間が長くなる
セールスドライバーから役員運転手へ転職する場合、待機時間が長くなるケースもあります。
セールスドライバーは、荷待ち時間より運転時間のほうが長い傾向です。
対して、役員運転手は運転時間より待機時間のほうが長い傾向にあります。
ただし、役員運転手は待機時間に社用車の清掃をしたり、次の目的地までのルート選定をしたり、やるべき業務が山積みです。
お客様に喜んでいただける工夫のできる方であれば、待機時間が苦になるケースはないでしょう。
3-3. ③運動不足になる可能性がある
セールスドライバーから役員運転手へ転職すると、運動不足になる可能性があります。
セールスドライバーは、荷積・荷卸・配達などで体力を使う場面が多いでしょう。
役員運転手においては、運動と呼べる業務はありません。
体を動かすのが好きな方はプライベートで運動する習慣を身につけることで、運動不足を解消できます。
4. セールスドライバーから役員運転手への転職が向いている人
セールスドライバーから役員運転手への転職が向いている人の特徴をご紹介します。
4-1. 気配りが得意な人
気配りが得意な人は、役員運転手に向いています。
お客様をおもてなしするのも、役員運転手の仕事です。
たとえば、お客様好みの飲み物を差し出したり、商談を終えたお客様のスーツに付着したホコリを取ったりする気配りができる人は、お客様からの信頼を得られやすいでしょう。
4-2. 安定した収入を得たい人
安定した収入を得たい人も、役員運転手に向いています。
セールスドライバーは、営業ノルマの業績が給与に反映される場合もあるでしょう。
営業成績が上がらなければ、給与も低くなります。
役員運転手の場合は、ノルマがないため労働した分だけ給与に反映されます。
4-3. やりがいのある仕事に就きたい人
やりがいのある仕事に就きたい方も、役員運転手に向いています。
役員運転手が送迎するのは、企業の社長や著名人です。
そのため、運転技術・ビジネスマナー・ホスピタリティ精神など、すべてにおいて高度なスキルを求められます。
ただし、その分、お客様から感謝される仕事でもあります。
これまで以上にやりがいのある仕事に就きたい方は、役員運転手に向いているといえるでしょう。
5. まとめ
セールスドライバーから役員運転手へ転職することで、以下のメリットがあります。
・営業ノルマから解放される
・体への負担が少なくなる
・高級車を運転できる
セールスドライバーの業務内容は配達にとどまらず、荷積・荷卸・営業など、多様性に溢れています。
しかし、過酷な労働状況にお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
役員運転手であれば、過酷な労働から解放されるうえに、やりがいも感じられるはずです。
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