役員ドライバーはこんな派遣会社に依頼すべし!信頼できる会社の見分け方
2022年08月21日
役員ドライバーの雇用方法のひとつに、「派遣・請負会社に依頼する」方法があります。
さまざまなメリットがあり、最近では人気の雇用方法です。
しかし、都市部では役員ドライバー専門の派遣・請負会社が数多くあり、どの会社に依頼するべきか悩んでいる方や、本当に派遣や請負で大丈夫かと心配されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、役員ドライバーを派遣・請負会社に依頼するメリットや、優良な会社の見極め方をご紹介します。
役員のサポートをする重要な役割だからこそ、しっかりした会社に依頼したいとお考えの方は必見です。
目次
1. 派遣・請負会社の役員ドライバーとは
派遣・請負会社に役員ドライバーを依頼した場合、ほかの派遣会社同様に会社へ問い合わせをし、人材に希望することや就業開始日・就業条件などを伝えます。
派遣・請負会社では、登録ドライバーの中から最も適した人材を選定し、ご案内します。
問題なければ契約後、就業開始です。
多くの役員ドライバー専門の派遣・請負会社では、運転技術のような必要なスキルを身につけるための研修を行っており、即戦力としてすぐに働かせることが可能です。
ほとんどの会社で紹介料などはとられず、毎月の労働に対する支払いのみが発生します。
この支払いは、時間外労働や休日出勤などがない限り、固定化されています。
1-1. 派遣と請負の違い
役員ドライバーの派遣・請負会社には「派遣」と「請負」の2つの契約方法があります。
ドライバーを紹介してもらうことに変わりはありませんが、いくつか異なる点があるため、チェックしておきましょう。
<派遣と請負の違い>
派遣 | 請負 | |
契約書 | 労働者派遣契約 | 請負契約 |
雇用主 | 派遣会社 | 請負会社 |
指揮命令権 | 依頼主 | 請負会社 |
働ける期間 | 3年 | 縛りはなし |
1-1-1. 指揮命令権の違い
それぞれ大きく異なるのは、「指揮命令権が誰にあるのか」ということです。
派遣契約の場合は、依頼主がドライバーに直接指示を出せます。
しかし請負契約の場合は、請負会社からドライバーに指示を出す必要があり、依頼主はある程度スケジュールが決定した時点で、請負会社に予定を伝えることになります。
1-1-2. 勤務できる期間の違い
もう1点異なるのは、何年勤務できるかです。
派遣の場合は、労働者派遣法により同じ事業所で3年以上働くことが禁止されています。
いわゆる「3年ルール」です。
しかし請負契約の場合そのような縛りはなく、何年でも働かせることが可能です。
どちらにもメリット・デメリットがあるため、派遣・請負会社とよく相談し、ベストな方法で契約しましょう。
1-2. 派遣・請負会社に依頼してかかる費用相場
派遣と請負ではいくつか異なる点があるものの、基本的に仕事内容や費用に違いはありません。
月極契約で依頼した場合、1カ月当たり40万円程度からとなります。
会社や使用する車両・ドライバーによっては、倍近い額になる可能性もあります。
複数の会社から見積もりをとって比較してみるとよいでしょう。
2. 役員ドライバーを派遣・請負会社に依頼するメリット
役員ドライバーを派遣・請負会社に依頼することは、さまざまなメリットがあります。
自社雇用では得られないメリットを3つ確認してみましょう。
2-1. コスパがよい
ご紹介したように、派遣・請負会社に依頼した場合の費用は、1カ月で40万円から。
残業や休日出勤などがない限り、月々の支払以外には必要ありません。
自社雇用した場合、トータルでかかる費用と比べ、コスパがよいと感じる方も多いのではないでしょうか?
派遣・請負会社に依頼した場合、求人にかかる数十万から数百万の費用やそれに関わる人件費はほとんど必要ありません。
採用後も、退職金の積立てや社会保険の支払い、福利厚生などは必要なく、昇給の心配もありません。
費用面が気になる場合は、自社雇用した場合と見積もりを見比べてみるとよいでしょう。
2-2. スキルが身についている
ちゃんとした派遣・請負会社では、手厚い教育がされており、スキルの身についた人材を紹介してもらえます。
自社教育は不要で、教育にかかる時間や費用もいりません。
役員ドライバーは、役員と行動を共にすることから、取引先でも役職のある方と接することがあります。
しっかり教育されていないドライバーでは、役員が恥をかいてしまう可能性もあります。
スキルが身についていると、それだけで安心材料になるでしょう。
2-3. ドライバーの急な休みにも対応してもらえる
役員ドライバーは、代わりがいないことがネックです。
その点、派遣・請負会社の場合は、急な休みでも代わりのドライバーをすぐに手配してもらえます。
代わりのドライバーに不安を感じられるかもしれませんが、引き継ぎをしっかり行っているため安心です。
また、休日出勤をしてほしい場合にも、事前に頼んでおけば対応してもらえるでしょう。
働き方改革でドライバーに長時間労働をさせられない今、派遣・請負会社は強い味方になってくれます。
3. 信頼できる役員ドライバーの派遣会社の特徴
とはいえ、これらのメリットは、ちゃんとした派遣・請負会社だからこそ得られるものです。
では、安心して長く付き合っていける派遣・請負会社とは、どのような会社でしょうか?
信頼できる会社の見極め方を3つご紹介します。
3-1. 営業担当が信頼できる
依頼して最初に接するのは営業担当です。長く付き合っていくからには、優秀で信頼できる営業担当の方が何かと安心です。
優秀な営業担当は、クライアントの希望にじっくりと耳を傾け、それに合った人材を紹介してくれます。
また、フィードバックも早く、相談にも快く乗ってくれるでしょう。
見積もりを依頼した際の対応や電話での話しぶりなどから、信頼に足る営業担当か、長く付き合っていきたいと思えるかどうかを判断してみましょう。
3-2. 法律を熟知している
役員ドライバーを依頼した場合、派遣か請負かによって契約方法や指揮命令権が異なります。
これらは労働者派遣法によって定められています。
違反の理由としては、たとえば請負契約をしたにもかかわらず、事前にスケジュールを提出するよう請負会社からいわれなかった場合。
指揮命令権のない依頼主が、ドライバーに対し直接指示を出すことになり、労働者派遣法違反となります。
このように、契約上は請負契約をしたにもかかわらず、実質派遣といえるような場合を、「偽装請負」といいます。
法律を熟知したしっかりした会社であれば、このようなことはありません。
3-3. 充実した研修を行っている
最後は、ドライバーに対し充実した研修を行っている会社です。
即戦力として働いてもらうためには、しっかり研修を行っていることが前提条件となります。
運転技術以外にも、ビジネスマナーや役員運転手ならではの気配りの仕方・ルート設定の方法など、さまざまな研修を行っている会社なら、安心して任せられるでしょう。
派遣・請負会社のホームページで確認するか、見積もり依頼をした際に直接営業担当者に聞いてみましょう。
4. まとめ
役員ドライバーを派遣・請負会社に依頼する場合、コスパがよいことやスキルのあるドライバーで教育の必要がないことなどのメリットがあります。
しかし、派遣・請負会社のすべてがこれらのメリットがあるわけではありません。
中には、法律違反を犯す会社や教育をしっかりしていない会社もあるかもしれません。
長く付き合っていける派遣・請負会社を選ぶには、営業担当や研修内容などを注意深くチェックし、安心できる会社を見つけましょう。
都内であれば、「セントラルサービス」がおすすめです。
細かな部分まで研修を行い、どこへ行っても恥ずかしくない人材を紹介してもらえるでしょう。
気になるという方は、ぜひ一度問い合わせてみてください。
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