役員運転手はストレス過多!?ストレスの原因・弊害・解決方法紹介
2022年01月11日
役員運転手の仕事なら、運転だけで楽そう。
そう考えて入社したものの、実はストレスの溜まりやすい業種で驚いた方もいるのではないでしょうか?
役員運転手はその仕事内容からも分かるように、ストレスの溜まりやすい職種です。
しかも基本的に一人で仕事をするため、ストレスを聞いてくれる相手もいません。
そのためストレスが溜まっても、吐き出せないという悪循環に陥ってしまいます。
ここでは役員運転手にストレスが溜まる原因と、ストレスの解消方法をご紹介します。
ストレスが溜まり、もやもやした気持ちを抱える役員運転手の方はぜひ参考にしてください。
目次
1. 役員運転手の仕事内容とストレスの関係
役員運転手はその仕事内容からも分かるように、非常にストレスが溜まりやすい環境で働いてます。
役員運転手の主な仕事は、役員のスケジュールに沿って目的地へお送りすることです。
場合によっては時間外労働や休日出勤の可能性もあります。
さらに単独で仕事を行うため、誰かに悩みを聞いてもらうような環境でもありません。
これらが、ストレスを溜めやすく、発散もできない一つの原因となっています。
2. 役員運転手のストレスの原因
では役員運転手が具体的にどういったことをストレスに感じているのか確認してみましょう。
役員運転手のストレスの原因は、大きく3つに分けられます。
・仕事内容に関するストレス
・待遇に関するストレス
・担当する役員に関するストレス
もう少し詳しく見てみましょう。
2-1. ミスが許されない
まずは仕事内容に関する内容です。
ドライバーを雇用するような役員は非常に多忙で、分刻みのスケジュールをこなす方もいらっしゃいます。
そのため目的地への到着が遅れてしまうこともあります。
しかし予定の時間に行けなければ、取引先との交渉がうまく進められないかもしれません。
会社にとって大きなマイナスとなってしまうのです。
役員運転手は時間厳守が当たり前で、道を間違えることも許されません。
そのような張り詰めた仕事にストレスを感じる方も多いでしょう。
2-2. 運転中のストレス
運転中は常に緊張状態にあります。
それは役員を乗せているという責任から事故を起こしてはいけないと感じることや、急いでいるにもかかわらず運転の遅いドライバーがいるといった、ほかのドライバーに対するイライラなどがあるためです。
可能であれば余裕をもって出発したいところですが、スケジュール上そうともいかないという点も、ストレスの要因となっています。
2-3. 待機時間が長すぎる
役員運転手は、仕事上運転時間よりも待機時間が長くなりがちです。
清掃や点検などほかに仕事があればよいですが、とくに仕事もなく車内で待機していなければならない場合もあり、ストレスと感じるようです。
2-4. 思い通りに仕事ができない
役員運転手の仕事は、役員のスケジュールによって決まります。
次の目的地へ行くルートを決めていても、急に予定変更で別の場所へ行かなければならないこともあります。
自分の思った通りに仕事が進まず、ストレスを感じてしまうこともあるでしょう。
2-5. 守秘義務の徹底がつらい
車内で見聞きした内容は、どんなに些細なことでも誰かに話してはいけません。
社内の機密情報や役員のプライベートな情報が外部に出て、トラブルになるのを避けるためです。
しかしときには誰かに話を聞いてほしいこともあるものです。
話したいけれど話せないことのジレンマが、ストレスを感じさせます。
2-6. 給与が安い
役員運転手に限らず、給与が安いことに不満やストレスを感じている人は多いでしょう。
何らかの役職がつかない限り、急激に給与が上がることはありません。
そのため常にこのことに関してストレスをため込んだまま、仕事をすることになります。
2-7. 時間外労働が多い
夜間の会食や、休日の接待ゴルフなど業務時間外でも精力的に仕事をしている役員もいます。
その場合、役員運転手も時間外労働が多くなってしまいます。
体力的にもきついと感じ、ストレスも溜まるでしょう。
ただし時間外労働が多ければ、その分給与が増えます。
役員運転手にとって「給与が安い」「時間外労働が多い」は、両方同時に解決することが難しい問題です。
そのため余計にストレスに感じるのでしょう。
2-8. 役員と相性が合わない
どちらが悪いということはなく、誰でも相性の合わない相手はいます。
移動中の車内は、役員とドライバーの二人だけの空間です。
そのため、相性が合わない場合は常に苦痛を感じ続けることになります。
相当なストレスが溜まることは容易に想像できるでしょう。
3. ストレスで起きる弊害
このようにストレスが溜まることで、さまざまな弊害があります。
ストレスが溜まりイライラすることで、運転が荒くなるなどの影響が出ることもあるでしょう。
さらにストレスが慢性化すると、精神面だけでなく身体面にも影響を及ぼします。
たとえば過敏性腸症候群や心因性嘔吐などです。
仕事に影響が出る可能性もあるため、過度なストレスはなるべく早く何らかの対策をする必要があります。
4. 役員運転手のストレスを解決する方法
ではどのような方法でストレスを解消すればいいか、考えてみましょう。
考えられる方法としては、4つ挙げられます。
・適度な運動
・上司へ相談
・ストレスチェックを活用
・転職する
まずは運動や相談など取り組みやすいものから、試してみましょう。
4-1. 適度な運動
待機中などに運転で凝り固まった身体をほぐすように運動をすると、精神的にすっきりしストレスの解消が期待できます。
外部から見えやすい場所で行うとご迷惑をおかけすることもあるため、見にくい場所やトイレに立ったタイミングなどに行うのがおすすめです。
またイライラしたときに、深呼吸するのも効果があります。
4-2. 上司へ相談
上司へ相談するのも、1つの方法です。
上司であればある程度仕事の内情を把握しているため、何らかの改善策を提案してもらえるかもしれません。
ほかにも同じような悩みを抱える運転手のコミュニティーに参加してみるなど、
誰かに悩みを聞いてもらうだけでも、ストレスを発散できるでしょう。
4-3. ストレスチェックを活用
現在「労働安全衛生法」で、50人以上労働者がいる事業所には、年に1回一部を除く従業員に対し「ストレスチェック」の実施を義務付けています。
「ストレスチェック」とは、ストレスに関する質問票に答え、その結果を集計・分析するものです。
その分析結果は本人に通知され、ストレスが高い場合は、希望すれば医師による面接指導を受けられます。
面接後は、ストレス改善のための対策が取られます。
4-4. 転職する
どうしても改善しない場合は、転職をする方法もあります。
しかし同じような業種では、同様のストレスがかかる可能性もあります。
転職の際は、採用条件や労働時間、担当する役員のことなど心配なことを入社前にしっかり確認しましょう。
5. 理想の職場を探すなら「セントラルサービス」
万が一退職しても、理想の職場に出会えなかったら…と心配になる方もいるのではないでしょうか?
そのような場合は、派遣の役員運転手という選択肢もあります。
「セントラルサービス」は、役員運転手専門の派遣・請負会社です。
東京を中心にドライバーを派遣しています。
研修制度も充実しており、スキルを磨くことも可能です。
悩みや困っていることがあれば、スタッフが誠心誠意フォローします。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
「セントラルサービス株式会社」
TEL:03-6380-9151
メールでのお問い合わせはこちらまで
6. まとめ
役員運転手は、その環境からとくにストレスのたまりやすい仕事です。
ストレスの原因としては、大きく分けて3つあげられます。
・仕事内容に関するストレス
・待遇に関するストレス
・担当する役員に関するストレス
ストレスが溜まると、運転に影響がでたり、精神面だけでなく身体面にも影響が出たりする可能性もあります。
過度なストレスは解決できるよう、早めに何らかの対策をとりましょう。
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