役員専属ドライバーは誰でもなれる?仕事内容・年収・スキル紹介
2021年12月04日
「役員専属ドライバー」は、役員を目的地までお送りすることが主な仕事です。
役員のスケジュールに合わせて仕事が進むため、時間が不規則になりがちです。
仕事をする上で特別な資格は必要ありませんが、さまざまなスキルが求められます。
決して簡単にできる仕事ではありません。
しかし担当する役員の方にねぎらいの言葉をいただいた際には、非常にやりがいを感じることもできる上に、普段はお会いできない方にお会いするチャンスもある仕事です。
とはいえ普段はなかなか目にすることのない「役員専属ドライバー」。
ここでは「役員専属ドライバー」の仕事内容・必要なスキル・年収など詳しくご紹介します。
「役員専属ドライバー」の仕事に興味がある方はぜひご一読ください。
目次
1. 役員専属ドライバーとは
「役員専属ドライバー」は会社に所属し、担当する社長や役員を目的地までお送りすることが主な仕事です。
ドライバーという名称ですが、タクシーやバス・トラックドライバーと比べても、そこまで運転時間は長くありません。
その代わり待機時間が長い傾向があります。
待機時間には、車の清掃や点検を行います。
またスケジュールを確認し、予定の場所までどのルートを通っていけばいいかルート設定をすることも重要な仕事です。
役員専属ドライバーの特徴として、時間が不規則な点も挙げられます。
多忙な役員を担当した場合はとくに、時間外労働や休日出勤もあるでしょう。
このように自分の思い通りに仕事ができない大変な仕事です。
しかし普段は会えないような方にお会いし、お話しさせていただくチャンスもあります。
そのような方から、ねぎらいの言葉をいただければ、よりやりがいも感じられるでしょう。
1-1. 役員専属ドライバーに必要な資格
では役員専属ドライバーには、誰でもなれるのでしょうか?
役員専属ドライバーに必要な資格は、「普通自動車第一種運転免許」です。
お客様を乗せる仕事といえば、タクシードライバーがあります。
タクシードライバーは、営利目的で運転するため、「普通自動車第二種運転免許」が必要です。
しかし役員専属ドライバーは企業に所属し、基本的に決まった方しか乗せることはありません。
そのため「普通自動車第二種運転免許」は必要ないのです。
1-2. 役員専属ドライバーに必要なスキル
役員専属ドライバーには、「普通自動車第一種運転免許」以外の資格が必要ない代わりに、さまざまなスキルが求められます。
<役員専属ドライバーに必要なスキル>
・運転技術
・ビジネスマナー
・コミュニケーション能力 など
社会的地位の高い方と接することが多いため、ビジネスマナーやコミュニケーション能力は、通常の社会人以上の力を身につけた方がよいでしょう。
1-2-1. 運転技術
運転技術が優れているのは、ドライバーにとって当然のことです。
しかし役員専属ドライバーの場合は、さらに上を求められます。
役員専属ドライバーが運転する社用車のは、左ハンドルや大型車も少なくありません。
そのため運転にも人一倍気を遣います。
また役員は後部座席で書類に目を通す・電話で打ち合わせ・仮眠など、さまざまなことを行っています。
役員が何をしているかに注意を払い、電話中や仮眠中ならうるさい場所は通らない、書類に目を通しているならトンネルはなるべく避けるといった気配りもするべきでしょう。
それらをすべて含めた運転技術が求められるのです。
1-2-2. ビジネスマナー
役員専属ドライバーがお会いする方の多くは、社内で役職のついた方や、取引先の方です。
そのような方とお話をさせていただく際には、挨拶や敬語といったビジネスマナーは必須のスキルといえます。
万が一お客様の機嫌を損ねるような話し方をすれば、今後の取引にも影響が出るかもしれません。
また意外と見られているのは、身だしなみです。
しわだらけのシャツや、磨かれていない革靴、ぼさぼさの髪では、印象はよくありません。
担当する役員に恥をかかせないためにも、細部まで気を遣った服装やふるまいができるようにしましょう。
1-2-3. コミュニケーション能力
役員専属ドライバーの仕事は運転がメインのため、一見コミュニケーション能力は必要なさそうに見えます。
しかし実際は高いコミュニケーション能力が必要です。
担当する役員が話しかけてきた場合、しっかりと耳を傾け、そつなく会話をしなければなりません。
その際は自分のことをぺらぺらと話さず、相手を不快にさせないような会話を心がけます。
これは他社のお客様とお話しさせていただく際にも同様です。
どんなにフランクに話しかけていただいたとしても、決してこちらも同じように対応してはいけません。
2. 役員専属ドライバーの給与・年収は?
決して楽な仕事ではない役員専属ドライバー。
年収も気になるところではないでしょうか?
役員運転手の年収の平均は400万円前後と言われています。
しかし平均が400万円というだけで、勤め先・スキル・経験などによって差があるのが実情です。
そのため少ない方では200万円代、トップドライバーは600万円代と大きな開きがあります。
3. 役員専属ドライバーに向いている人材
高度なスキルが必要な役員専属ドライバーは、どういった人が向いているのでしょうか?
役員専属ドライバーは業務内容上、以下のような方が向いていると言えます。
・守秘義務の徹底ができる
・細やかな心遣いができる
ドライバーは車内で、さまざまな情報を耳にします。
中には機密情報や、役員のプライベートな情報もあるでしょう。
車内で見聞きした情報は、社内外問わず口外してはいけません。
また細かい気遣いも必要です。
誰かのために働き、役立てる仕事がしたいと考えている方に向いている仕事だといえるでしょう。
また役員専属ドライバーは、普段お会いできないような方にお会いできるチャンスのある仕事です。
運よくお話しさせていただければ、貴重なお話を聞かせていただけるかもしれません。
そのような意味では、自分自身が常に成長できるよう向上心を持った方にも、ぴったりの仕事だといえるでしょう。
4. 役員専属ドライバーになる方法
役員専属ドライバーになるためには、ご紹介したようなスキルを磨く必要があります。
そのうえで、求人サイトに出ている募集に応募するとよいでしょう。
もう一つの方法は、派遣会社に登録する方法があります。
派遣会社には役員専属ドライバーを専門に扱う会社があり、そのような会社に登録すれば、研修でスキルを磨くことも可能です。
スキルを身につけた後、企業で実践できるため、効率的に経験を積めます。
5. 役員専属ドライバーになるなら「セントラルサービス」
都内3か所に営業所をもつ「セントラルサービス」は、役員専属ドライバーの派遣・請負会社です。
「セントラルサービス」の強みは「手厚い研修内容」と「努力や結果を反映させる給与体系」。
ほかの派遣会社に負けないこれらの強みで、ドライバーの皆さんをバックアップします。
5-1. 手厚い研修内容
多くの役員専属ドライバーの派遣会社では、さまざまな研修を行っています。
「セントラルサービス」では、運転技術の向上だけでなく、役員専属ドライバーに適した身だしなみ・運行ルートの選定方法・ビジネスマナーなど手厚い内容の研修を行っています。
役員専属ドライバー未経験の方だけでなく経験者の方でも、自分自身のスキルをチェックするよい機会になり、自信をもってお客様のもとで働けるはずです。
5-2. 努力や結果を反映させる給与体系
「セントラルサービス」の月給制の給与・業務料は、概ね26万~50万円、交通費も全額支給いたします。
売り上げなど成果のあった方には、インセンティブとして給与に反映。
さらによい案件をご紹介するため、努力次第で高収入を狙える、やりがいのある職場でもあります。
セントラルサービスでスキルアップを目指したいという方は、お気軽にお問い合わせください。
6. まとめ
役員専属ドライバーとは、担当する役員を目的地まで安全にお送りすることが仕事です。
特別な資格は必要ありませんが、高度な「運転技術」「ビジネスマナー」「コミュニケーション能力」が求められます。
また仕事柄、守秘義務の徹底や細やかな心遣いのできる人材が向いており、誰にでも楽に勤められる仕事ではありません。
大変ではありますが、非常にやりがいもあり人生経験を積むこともできる素晴らしい仕事です。
また努力次第で年収をアップさせるチャンスもあります。
役員専属ドライバーの仕事を考えている方は、スキルを磨きぜひ挑戦してみてください。
「セントラルサービス」では、役員専属ドライバーになりたいという方からのご応募をお待ちしております。
「セントラルサービス株式会社」
TEL:03-6380-9151
メールでのお問い合わせはこちらまで
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