オリンピック・パラリンピック期間中も安全に都内を運転する方法と注意点
2021年08月24日
本日8月24日から東京2020パラリンピック競技大会が始まります。
期間中、東京都内を運転する場合は車や人の量・特殊な道路事情・車のスピードなど、他の地域以上に注意しなければならないことが多くあります。
これに加えて東京オリンピック・パラリンピック期間中は、交通規制や大会関係者用の専用レーンなどの影響もあり、都内の道路事情は一般人に対して少し厳しいものとなっています。
関係者の絡む事故も多くあったため、いつも以上に注意を払った運転が必要です。
そこで今回は、パラリンピック期間中の東京都内の道路事情・東京を運転する際の注意点・安全に運転する方法をご紹介します。
この期間中に車で出張に来る予定のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
1、東京オリンピック2020での道路状況
東京オリンピック・パラリンピックが開催されるにあたり、都内ではさまざまな場所で交通規制や一般車両通行止めといった措置が引き続き取られており、大会関係車両のみ通行可能な「専用レーン」と、大会関係車両に道を譲らなければならない「優先レーン」が設けられています。
また首都高速道路は、6時~22時の時間帯で料金が1,000円上乗せを継続しています。
首都高を避ける車両もあるようで、今まで以上に渋滞が発生しやすくなっています。
運送業界では、配達遅延といった影響も出ているようです。
さらにパラリンピックの開会式・閉会式では選手村周辺やオリンピックスタジアムで、別途交通規制がされます。
期間中に都内を運転する予定のある方は、事前に交通情報を確認しておくようにしましょう。
パラリンピック開催期間中の道路交通情報は、日本道路交通情報センターの「イベント開催時情報提供サービス」で紹介されているので、参考にしてみてください。
2、東京オリンピック関係者の事故が多発その原因は?
オリンピック開催期間中、「東京オリンピック関係者の事故が多発している」というニュースをよく耳にしました。
オリンピック開幕後10日ほどの間に、オリンピック関係者の絡む事故は80件近く発生し、中には人身事故や追突したもののそのまま走り去ってしまうといった事故も確認されています。
それ以外にも、違法駐車や一時停止をしないなどの交通違反も30件近く発生。
これらの原因は、オリンピック関係で上京した地方ドライバーが都内の交通事情に慣れていないことや、土地勘のなさが原因とも言われています。
3、東京都内の運転は危ない⁉
土地勘がないのは、オリンピック関係者だけではありません。
東京は仕事をするためだけでなく、観光のために訪れる方も多くいらっしゃいます。
とくに東京都内の運転が危ないと言われるには、さまざまな理由があります。
3-1. 車線が多い
都内では片側4車線の道路はよく見られますが、他県ではそこまで車線がある道路は稀です。
車線が多く困るのは、車線変更。
ただでさえ車が多いなか車線変更するのは、慣れない人にとっては苦痛でしょう。
道路を把握していない場合は急な車線変更も考えられるため、危険が伴います。
3-2. 車が多い
車線が多いとはいえ東京都内には、渋滞の発生しやすい場所が数多くあります。
交通量が多いと渋滞が発生しやすくなり、その結果事故が起こる可能性が高まります。
渋滞で運転に対する集中力が次第に薄れてしまうためです。
知らない道を運転していればそれだけ危険度も増すでしょう。
3-3. 人や自転車が多い
日本一人の多い東京。
タクシーを止める時や人とすれ違う時にも、常に注意が必要です。
怖いのは人だけではありません。
都内では自転車通勤や自転車のデリバリーサービスなど、自転車利用者が急激に増えています。
すべての自転車のマナーがよければいいのですが、交通ルールを守らない人も非常に多く、トラブルの原因になっています。
自転車の増加に対し、道路事情が対応しきれていないことも問題でしょう。
3-4. 路上駐車が多い
警察庁交通局が令和2年に発表した「駐車対策の現状」によると、路上駐車数は年々減少しています。
しかし、いまだに5万台近くが路上駐車され、渋滞や事故の深刻な原因となっています。
頻繁に都内を運転している方なら、路上駐車している車両の隙間から人や自転車が飛び出してきてひやりとした経験もあるのではないでしょうか?
3-5. 首都高が怖い
走ったことがある方はご存じだと思いますが、首都高の合流は、左側からだけでなく右側から入ってくる場合もあります。
同様に出口も左側だけではなく、右側もあります。
さらに都心部のほとんどの首都高では通常50 km /h制限ですが、高速道路並みのスピードで走行している車がほとんどです。
路肩もなく狭いため慣れない人では運転に不安を感じる方も多くいらっしゃいます。
朝夕の慢性的な渋滞も集中力を欠く原因となり、事故が心配です。
4、都内を安全に運転する3つの方法
では他の地域と少し違う道路事情の東京都内で、安全に車を運転するにはどうすればいいのでしょうか?
ここでは3つの方法をご紹介します。
4-1. 都心・商店街をできるだけ避ける
千代田区・中央区・港区の都心ではひときわ交通量や車線の数が多く、慣れない人が運転するにはかなり難易度が高い道路ばかりです。
とくに皇居周辺。
道が広く慣れていれば運転しやすいのですが、不慣れな方ではどの車線を通ればいいのかが分かりにくく、あせってしまう可能性もあるでしょう。
実際直進レーンを無理やり左折したりする東京以外のナンバーの車も見受けられます。
また駅前商店街は人通りが多い上に、路上駐車や対面通行ではかなり運転に気を遣います。
狭い上に人が多い場所は避けたほうが無難です。
4-2. 事前にルートを確認しておく
都内に来る際は事前にルートを決めておくと安心です。
カーナビに任せきりにしてしまうと、運転しにくいルートに紛れ込んでしまうかもしれません。
オリンピック期間中はとくに、一般車が通れない場所もあります。
日本道路交通情報センターの情報も忘れずに確認しましょう。
ルート検索の際は一つだけではなく、念のためいくつかのルートを調べておきましょう。
渋滞に巻き込まれ、大事な会議や取引先への訪問時間に遅れてしまうのは問題です。
臨機応変に動ける準備が必要です。
4-3. 運転手の派遣サービスを利用する
車で移動して、都内では駐車場に止めて公共交通機関を利用しようと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし移動費用がかかるうえに、駐車場代も都内は高く馬鹿になりません。
どこかに停めるのであれば、ドアtoドアが叶うドライバーをスポットで雇ってみてはいかがですか?
「セントラルサービス」は、役員運転手専門の派遣・請負会社です。
普段から都内を走行しているため、道路事情に明るく渋滞している道を避けて目的地までお送りいたします。
4-3-1. 「セントラルサービス」のハイクオリティなサービス
役員運転手の派遣サービスとは、車はお客様の社用車を利用し、ドライバーだけを派遣するものです。
「役員運転手」という職業上、非常にハイクオリティなサービスをご体感いただけます。
車内にいることを忘れるほどの快適な運転で、時間通りに目的地までお送りします。
また訪問先では車のドアの開閉は役員運転手が行いますので、先方には企業レベルの高さをアピールできるでしょう。
ご興味のある方は、お気軽に「セントラルサービス」までお問い合わせください。
5、まとめ
東京オリンピック・パラリンピック期間中は、東京都内の交通網は通常と違い通行禁止や制限のある道路があります。
ただでさえ東京は交通量の多さや広い道、慢性的な渋滞などがあり運転しにくい場所です。
都内に住んでいても普段運転しない方や、郊外から来る方にとっては困惑することも多くなります。
道路状況の把握、ルートの確認などを事前に行い少しでも安心して運転できるようにしましょう。
それでも運転が心配という方は、派遣や請負のドライバーも検討してみてはいかがでしょうか?
最高のマナー・運転スキルを身につけたドライバーを「セントラルサービス」が派遣・請負いたします。
セントラルサービス株式会社
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