役員運転手(お抱え運転手)につきものの待機時間の使い方
2020年11月11日
1、待機も大切なお仕事の一つ
役員運転手はタクシーの運転手とは異なり、目的地へと送り届けるたびに会社に戻るという流れは基本的にありません。
担当する役員のスケジュールに合わせて待機し、次の場所へと行く準備をして待つことが基本です。
会議やイベント、接待など2時間、3時間と待つこともあれば、営業所回りなど1つの場所に10分、15分と短時間で巡ることもあります。
予定はあくまで予定なので、2時間のはずが2時間半になることもありますし、1時間の予定が30分で切り上げられることもあります。
いつでもすぐに発進できるようにする必要がありますので、まだ時間があるからとほかの場所に車を走らせることや長引いているからとずっと休んでいる余裕はありません。
車の中や車のそばなどで、すぐに対応できる状態で待機することが基本です。
2、次の予定に備えて
予定が押している場合、次の場所にいかに速やかに、且つ安全にたどり着けるかが重要になります。
待機時間を使って、スピード違反をせず、当初の予定通りに着けるかルート検索をすることや渋滞情報などをチェックしておきましょう。
2-1、車磨きや車内清掃
待機時間は有効活用することが大切です。
お客様が乗る車はいくら綺麗にしても、困ることはありません。
時にはほかの会社の役員送迎車両が、お迎えの場所にずらりと並ぶこともあります。
美しい状態であることが役員や会社の信頼を得る上でも大切なことです。
車内も、常にゴミ一つ、チリ一つない状態に保っておきましょう。
時にはお取引先の方や海外からのゲストなどのお客様も同乗させることもありますので、常に綺麗で気持ちよくお迎えできる状態にし、こまめな清掃を心がけましょう。
2-2、常に守秘義務を意識した会話を
お客様が赴く場所は会議や接待、イベントなどほかの会社の役員が集う会合なども少なくありません。
時には同じ場所にそれぞれの役員付き専用車両が揃うことになります。
その場合、役員運転手にとって秘密を外部に漏らさないことは大切な要素だということ念頭に置き、他の役員運転手との会話内容に気を付けましょう。
何時間も待つこともあり、ほかの役員運転手と道路状況などの情報交換をすることがあるかもしれませんが、守秘義務を徹底し、役員や会社の話は厳禁です。
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3、最後に
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