ドライバー派遣サービス企業で役員運転手として働く|メリット・デメリットを解説
2024年07月31日
運転をメイン業務とする仕事として、ドライバー派遣業者へ就職したり、委託契約のもと仕事をしたりするのも、有力な選択肢のひとつです。
しかし、ドライバー派遣サービス企業での仕事内容や、収入の目安、メリット・デメリットがはっきりとわからず、お悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、ドライバー派遣サービスの提供企業で、役員運転手として勤務する場合について、詳しくご紹介します。
趣味の運転を仕事にしたい方、運転スキルを発揮できる仕事をしたい方は、ぜひご覧ください。
目次
1. 派遣サービス企業における役員運転手(ドライバー)の仕事の流れ
はじめに、ドライバー派遣サービス企業で役員運転手がどのように仕事をしているのか、基本的な流れを確認しておきましょう。
お客様のスケジュールにより流れは変動しますが、運転だけでなく、さまざまな仕事を担う点は変わりません。
1.お客様の会社へ出社し、車両点検を済ませる
2.お客様の秘書様とスケジュールをチェックし、確認事項を共有する
3.お客様のご自宅前で待機。出社のため、会社までお送りする
4.車内清掃や備品補充、スケジュールチェックなどをしながら待機。お客様を迎えてお取引先へ向けて出発
5.お客様が戻られるまで待機
6.お取引先を出発、会社へお送りする
7.お客様の業務が終わったらご自宅へお送りし、帰社する
8.車両点検、清掃、備品補充、日報作成などを済ませて業務終了
もちろん、お取引先への訪問が複数回ある場合もあるため、時間厳守で複数回送迎をする場合もあります。
2.派遣サービス企業における役員運転手(ドライバー)の給料・収入目安
派遣サービス企業で勤務する場合、正社員ドライバー・業務委託ドライバーの収入は、下記が目安となります。
・正社員:月給25万円~
・業務委託:平日・4時間以内勤務で8,000円/日、9時間以内勤務で1万2,000円/日
ただし役員運転手の場合、お客様のスケジュールに応じて稼働するため、勤務時間が延びたり休日でも稼働したりする場合もあります。
その際は別途手当が出る場合もあり、働いた分の収入アップが可能です。
また経験やスキルによって収入を増やすことも可能なため、ドライバーとしての勤務歴が長い方はとくに、高収入も狙えるでしょう。
3. 派遣サービス企業で役員運転手(ドライバー)として働くメリット
役員運転手として働きたい場合は、働き方を下記のふたつから選べます。
1.お客様の会社で専属の運転手として雇用してもらう
2.役員運転手の派遣サービスを提供している企業と契約し、お客様のもとへ伺う
ここでは、後者の、派遣サービス提供企業で働く場合におけるメリットをふたつご紹介します。
3-1. とくに手厚い研修制度を備えている場合が多い
派遣サービスを提供する企業は、お客様に満足していただくために、手厚い研修制度を設けている傾向にあります。
たとえば下記のように、即戦力としてお客様のもとへ伺えるよう複数の研修制度が導入されています。
・教育専任のドライバーによる指導付きの運転訓練
・お客様・お取引先双方に対して失礼がないようにする、ビジネスマナー研修
・事故事例をもとにした安全講習会
お客様の企業で役員運転手として直接雇用される場合は、自身で十分なスキルを習得し終わっていなければなりません。
しかし派遣サービス企業の場合は、役員運転手の実務未経験の方でも、自信を持って業務にあたれるようになるでしょう。
3-2. 希望する年収を達成しやすい
役員運転手は、お客様のスケジュールにあわせて勤務します。
派遣サービス提供企業を選んで勤めることで、会社へ要望を伝えておけば、残業の多いお忙しいお客様のもとへ派遣してもらい、希望の収入を獲得しやすいでしょう。
たとえば「セントラルサービス株式会社」のドライバーのなかには、58万円の給与を受け取るベテランドライバーも在籍しています。
運転をメインとする業務で高収入を目指す方にとっては魅力的な選択肢の1つといえるでしょう。
4. 派遣サービス企業で役員運転手(ドライバー)として働くデメリット
派遣サービス企業で役員運転手として働くにあたり、把握しておきたいデメリットもあります。
ここでは、下記の3つについてご紹介するため、ひととおり確認しておきましょう。
・仕事内容によっては仕事がきついと感じる場合がある
・ボーナスが支給されないこともある
・キャリアアップが難しい場合もある
4-1. 仕事内容によっては仕事がきついと感じる場合がある
役員運転手はお客様のスケジュールにあわせて勤務するため、休日や、早朝・深夜に勤務する場合もあります。
また、突発的な会議や打ち合わせなどにより、急遽仕事が入る場合もあるでしょう。
そのため、オフの時間を重視したい方にとっては、役員運転手はきついと感じる可能性があります。
さらに、役員運転手の場合は運転のみに集中できるわけではありません。
時間管理や車両清掃、備品管理などにも気を配る必要があることから、仕事は運転のみが理想という方には向かない可能性があるでしょう。
無理なく長く勤務するには、自身が属している派遣サービス企業へ条件を明確に伝えておき、連携して対応することが必要です。
実際に勤務が始まるまでに、譲れない条件を派遣サービス企業へ伝えておきましょう。
4-2. ボーナスが支給されないこともある
雇用契約によっては、ボーナスの支給がなかったり、昇給制度がなかったりする場合もあります。
とくに業務委託で勤務する場合は、給与面が一律となるうえ、賞与もない可能性が高まるでしょう。
賞与もきちんと受け取りたい方、昇級も含めて収入を増やしていきたい方は、正社員の役員委運転手として勤務するのが適しているといえます。
4-3.キャリアアップが難しい場合もある
役員運転手がキャリアアップする方法として、たとえば「秘書検定を取得して接遇への理解を深める」「運行管理者資格を取得して確実な運行ができるようにする」などが挙げられます。
とはいえ、お客様の稼働状況によっては、試験勉強が難しかったり、試験日にあわせた休暇の取得が難しかったりする可能性もあるでしょう。
しかし、派遣サービス企業はドライバーのスキルアップ・キャリアアップのサポートに注力している場合が多いため、研修や講習を利用して学ぶことも可能です。
直接雇用される場合と異なり、会社からのサポートが手厚いのは、派遣サービス会社ならではの魅力です。
スキルアップ・キャリアアップを狙いたい方は、積極的に活用しましょう。
5. 役員運転手の派遣サービス会社「セントラルサービス株式会社」
「セントラルサービス株式会社」は、役員運転手の派遣サービスを提供している会社です。
東京都丸の内や神奈川県横浜市、埼玉県さいたま市を中心に、役員運転手を派遣しています。
役員運転手として勤務していただくにあたり、運転技術・ビジネスマナー・安全講習の研修制度を整えています。
未経験の方でも安心し、自信を持って業務に携われる環境を整備。
それにより、従業員満足度94%、顧客満足度95%を達成しています。
正社員・業務委託双方で役員運転手を募集しているため、ご興味のある方は「セントラルサービス株式会社」または「役員運転手(ドライバー)求人募集」から詳細をご確認ください。
6. まとめ
派遣サービス企業で役員運転手として勤務する場合、手厚い研修制度のもと自信を持って業務に臨み、希望する収入を達成しやすいといったメリットがあります。
その一方で、自身のイメージと異なる勤務体系のお客様のもとへ派遣された場合、きついと感じることもあるでしょう。
派遣サービス企業と条件をすりあわせ、納得して勤務できるように準備しておくことが大切です。
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