社用車で直行直帰する魅力とは?把握しておきたい注意点も解説
2024年06月20日
社用車で直行直帰する働きかたには、時間を効率的に使いやすくなるだけでなく「人間関係の負担を抑えられる」「通勤の負担を軽減できる」など、さまざまな魅力があります。
その一方で、トラブルが生じたり自己管理能力・主体性が求められたりするといった、重要な注意点がある点も押さえておかなければなりません。
この記事では、社用車で直行直帰する場合の魅力と注意点について、わかりやすくご紹介します。
社用車で直行直帰する働きかたを検討している方、あるいはそうした働きかたができる仕事への就職・転職を検討している方は、ぜひご覧ください。
目次
1. 社用車で直行直帰する働きかたの魅力
社用車で直行直帰する働きかたについて、魅力的に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
はじめに、仕事に集中したい方にとって大きなアドバンテージとなる魅力についてご紹介します。
1.時間を有効活用できる
2.人間関係で疲れにくい
3.通勤の負担を軽減できる
1-1.時間を有効活用できる
直行直帰をすると、会社を経由せずに現場・お客様のもとへ向かえるため、出社や帰社にかかる移動時間を削減できます。
移動時間そのものや移動にかかる労力を削減し、ほかの業務へ充てれば、生産性アップや業務の効率化が狙えるでしょう。
また、それにより「残業が減ってオフの時間を確保しやすくなる」というような、ライフワークバランスの面でもよい効果が期待できます。
1-2. 人間関係で疲れにくい
直行直帰する場合、会社へ立ち寄らずに済むため、社内の人間関係を気にしたり上司や同僚の目を気にしたりせずに済みます。
人間関係における気疲れを避け、気持ちを落ち着けて業務に向かえるでしょう。
また職種や業界にもよりますが、直行直帰が多い場合、成果さえ出していれば自身のペースで働ける職場もあります。
「帰社したら明日の営業資料を準備しなければならないが、世間話に付き合わなければならないことも多く、憂鬱」といった悩みからも逃れやすくなるでしょう。
1-3. 通勤の負担を軽減できる
社用車で直行直帰できれば、電車通勤での混雑・乗り換え・ダイヤ乱れ・運転見合わせなどによるストレスを軽減できます。
人混みに揉まれて疲労・ストレスを感じる機会を減らすことで、業務へより集中できる状態を維持できるでしょう。
2. 社用車で直行直帰する場合の注意点
社用車で直行直帰する働きかたには大きな魅力がある一方、把握しておかなければならない注意点もあります。
金銭的なトラブルや働き方に関するトラブルが生じないように、押さえるべきポイントを把握しておきましょう。
2-1. トラブルが生じる可能性がある
直行直帰を取り入れた際には、下記のようなさまざまなトラブルが生じる可能性があります。
・労務上のトラブル:車両管理規定や規則の整備不足による、社内でのトラブル
・防犯上のトラブル:セキュリティの高くない個人宅または有料駐車場で保管することによる盗難・車上荒らし・傷付きのリスク
・情報管理上のトラブル:車上荒らしによる、機密情報や業務用機器の盗難リスク
・交通上のトラブル:乗り慣れていない車両を運転することによる交通事故リスク
・法律上のトラブル:アルコールチェックの不備、車検証における使用者名義の変更不備
このうち労務上のトラブルに関しては、従業員も規定・規則について十分に確認し理解しておく必要があります。
とくに「有料駐車場の料金やガソリン代は支給されるか」「私用との線引きはどういった扱いになるか」などの理解が不十分な場合、金銭が絡むトラブルが生じる可能性もあるでしょう。
2-2. 自己管理能力や主体性が求められる
社用車による直行直帰を増やしていく場合は、健康面やスケジュール面における自己管理能力とあわせて、他者の監督がなくても変わらずに仕事へ打ち込めるような高い主体性を身につけておく必要があります。
これは、直行直帰では出社せず直接的に業務に着手するため、上司による監督・指導の目が届きにくくなるためです。
それによって数字が人事評価へ与える影響が大きくなり、業務プロセスにかかわる評価が反映されにくくなる場合もあるでしょう。
評価を落とさずに直行直帰の就業を増やしたい場合、自己管理能力と主体性を高めておくことも重要な業務です。
2-3. 移動時間が労働時間として認められるには条件がある
直行直帰中(自宅と現場・営業先・顧客先などの間)の時間は、基本的に、通勤時間として扱われます。
直行直帰の時間を労働時間に含めるには、基本的に、労働者が使用者の指揮命令下に置かれていると判断されなければなりません。
一般的には「上司の命令によって直行直帰している」「移動中にも業務(電話対応・ミーティング参加など)をしている」などの条件を満たす必要があるでしょう。
とはいえ直行直帰における移動時間の取り扱い方法は企業により異なるため、勤務先の規則をあらためて確認しておきましょう。
3. 社用車で直行直帰する働きかたを取り入れやすい職種
直行直帰する働きかたは、どの企業・職種で勤務していても選べるわけではありません。
「転職して直行直帰の働きかたをしたい」とお思いの方は、直行直帰の働きかたを取り入れられる可能性が比較的高い、営業職・サービス職・ドライバー職について確認しておきましょう。
3-1. 営業職(ルートセールス・フィールドセールス・ラウンダーなど)
既存顧客のもとへ足を運び、要望のヒアリングや業務に関する提案をする「ルートセールス」や「フィールドセールス」のほか、売り場のメンテナンス・ヒアリング・販促などを担う「ラウンダー」は、社用車による直行直帰が認められているケースもある職種です。
複数の既存顧客のもとを訪問するため、効率化を狙って直行直帰が取り入れられている場合があります。
3-2. サービス職(配送・訪問介護など)
配送や送迎を担うサービス職も、直行直帰が取り入れられている傾向にある職種のひとつです。
オフィス業務よりも外回りでの業務が中心となるため、業務の効率化と負担軽減を目的として取り入れられている場合があります。
3-3. ドライバー職(専属運転手・お抱え運転手など)
専属運転手やお抱え運転手として勤務するドライバーも、直行直帰が認められている傾向にある職種です。
上記のドライバーは、役員の職に就く方を対象として、送迎を担当することを仕事とします。
役員の自宅・会社・取引先など、主に社外を仕事場所とするため、直行直帰により効率化を図る場合があります。
4. 運転の仕事で直行直帰も検討したい方は「セントラルサービス株式会社」をご検討ください
「運転を仕事にしたい」「直行直帰を取り入れて働きたい」という方は、ぜひ「セントラルサービス株式会社」をご検討ください。
「セントラルサービス株式会社」は、東京都の丸の内を拠点に、役員運転手の派遣業務を担う企業です。
基本的には出社後にお客様のもとへ向かいますが、なかには、直行直帰が可能な場合もあります。
直行直帰時におけるアルコールチェックの体制も整備しているため、出社する場合と変わらずに業務にあたれます。
ドライバー職に興味をお持ちで直行直帰も取り入れたい方は、ぜひ「セントラルサービス株式会社」から詳細をご確認ください。
5. まとめ
社用車で直行直帰する働きかたには、たとえば「人間関係で疲れにくい」「時間を有効活用できる」などの魅力があります。
その一方で「トラブルが生じるリスクがある」「自己管理能力・主体性が求められる」などの注意点もありました。
直行直帰での働き方を選んだ場合に得られる魅力と注意点とを確認して、実際に直行直帰を取り入れるかを慎重に検討しましょう。
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