運転好きな人の天職になる転職とは?ドライバー業の全容を徹底ガイド
2024年05月29日
天職とは、天から授かった仕事、いわゆる生涯をとおして続けていきたいと思える仕事のことです。
運転好きな人であれば、運転に携われるドライバー職が、天職となるケースが大半でしょう。
とはいえ、トラック運転手・バス運転手・役員運転手など、車を運転できる仕事は多くあります。
本記事では、運転好きな人の天職になる可能性が高い、ドライバー業の年収や必要な資格などを解説します。
天職を見つけて仕事における喜びや充実感を得たい方は、ぜひご一読ください。
目次
1. 運転をなりわいとするドライバー業の概要
ドライバー業は、車で荷物を運んだりお客様を送迎したりする業種です。
多様性のある業界であり、トラック運転手・バス運転手・役員運転手など、さまざまなドライバー職が存在します。
そのため、ご自身のワークスタイルに合った天職を見つけやすいでしょう。
また、ドライバー業はEC市場の活性化にともない深刻な人手不足に陥っているのが現状です。
経済産業省の調査によると、2022年における消費者向け電子商取引市場規模は、2021年の20.7兆円から22.7兆円へと拡大しています。
したがって、ドライバー業は参入しやすいうえに将来性も高い業種だといえます。
ドライバー業が天職になることで、経済的な安定も手に入るでしょう。
※出典:経済産業省 電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました
2. 運転好きな人の天職になる仕事①トラック運転手
運転好きな人の天職になるのは、主に以下の仕事です。
それぞれの年収や天職になる人の特徴をご紹介します。
2-1. 年収
トラック運転手の年収は、大型トラックの運転手で463万円、中小型トラックの運転手で431万円です。
仮に、年収が463万円であれば、月収は38万円ほどになります。
なお、業者別の平均年間給与は380万円であるため、トラック運転手の年収は高いといえるでしょう。
年収の高い職業に就けば、経済的安定の向上が期待できます。
あわせて、ドライバー職の年収ランキングを把握したい方は、以下の記事も参考にしてください。
※出典:全日本トラック協会 トラック運送業界の2024年問題について
2-2. 必要な資格
トラック運転手になるために必要な資格は、中型自動車運転免許や大型自動車運転免許などです。(※準中型も含まれます)
種類 | 取得条件 | 取得にかかる費用(※教習所へ通う場合) | 取得までの期間(※合宿の場合) |
中型自動車運転免許 | ・20歳以上
・普通、準中型、大型特殊免許の取得から2年以上経過している ・両目で0.8以上の視力がある ・奥行知覚検査の平均誤差が2cm以内である ・10m離れた場所から90デジベルの警音器音を捉えられる聴力がある ・青、赤、黄色の区別ができる |
17~27万円 | 8~11日 |
大型自動車運転免許 | ・21歳以上
・普通、準中型、中型、大型特殊免許の取得から3年以上経過している ・両目で0.8以上の視力がある ・奥行知覚検査の平均誤差が2cm以内である ・10m離れた場所から90デジベルの警音器音を捉えられる聴力がある ・青、赤、黄色の区別ができる |
25~45万円 | 9~13日 |
なお、一定の教習を修了かつ普通自動車運転免許取得から1年以上経過していれば、19歳の方でも中型・大型自動車運転免許を取得できます。
※参照:警視庁 第二種免許等の受験資格の見直しについて(令和4年5月13日)
2-3. 天職になる人の特徴
トラック運転手が天職になる人の特徴は、以下のとおりです。
・長時間のドライブが得意
・個人で活動するのが得意
・体力に自信がある
運転好きな人であれば、トラック運転手が天職になる可能性は高いでしょう。
ただし、トラック運転手は荷積や荷卸の作業で体力を使うため、体力に自信のある方が望ましい傾向です。
3. 運転好きな人の天職になる仕事②バス運転手
バス運転手も、運転好きな人の天職になる仕事です。
路線バスや送迎バスなどを運転し、お客様を安全かつ予定時刻どおりに目的地へお送りするのが仕事です。
次に、バス運転手について解説します。
3-1. 年収
バス運転手の年収は398.7万円です。
約400万円の年収で計算すると、月収はおよそ33万円になります。
なお、バス運転手の場合は、経験を重ねることで高収入を得られるケースが多い傾向です。
厚生労働省の職業情報サイトによると、30~34歳におけるバス運転手の年収は381万円なのに対して、54~55歳における年収は442.1万円となっています。
天職を見つけられれば長期間の勤務が可能になるため、経験を積んで高収入を目指せるでしょう。
※出典:厚生労働省 職業情報提供サイト
3-2. 必要な資格
バス運転手になるためには、大型自動車第二種運転免許が必要です。
大型自動車第二種運転免許は、お客様から運賃をいただいて大型自動車を運転する場合に必要な免許です。
取得条件 | 取得にかかる費用(※教習所へ通う場合) | 取得までの期間(※合宿の場合) |
・21歳以上
・普通自動車運転免許取得から3年以上経過している ・両目で0.8以上の視力がある ・深視力検査の平均誤差が2cm以内である ・10m離れた場所から90デシベルの警音器音を捉えられる聴力がある ・青、赤、黄色の区別ができる |
30~50万円 | 7~14日 |
バス運転手への転職を検討している方は、大型自動車第二種運転免許を取得しましょう。
あわせて、運転手の種類ごとに必要な資格を把握したい方は、以下の記事も参考にしてください。
3-3. 天職になる人の特徴
バス運転手が天職になる人の特徴は、以下のとおりです。
バス運転手は、お客様を安全かつ予定時刻どおりに目的地へお送りするのが主な仕事です。
そのため、人の役に立ちたい方や社会貢献したい方に向いているといえるでしょう。
ただし、お客様と会話をする場面もあるため、人間関係に対するストレスを感じにくい方が好ましい傾向です。
4. 運転好きな人の天職になる仕事③役員運転手
運転好きな人の天職になる仕事として、役員運転手も挙げられます。
役員運転手は主に、企業の社長や芸能人などのVIPを送迎する仕事です。
次に、役員運転手について解説します。
4-1. 年収
役員運転手の年収は、360万~520万円まで幅広いのが現実です。
時間外労働をした分だけ残業手当が加算されるため、年収に開きがあります。
なお、年収500万円と仮定した場合の月収は42万円程度です。
運転好きな人であれば、時間外労働を増やして高収入を得るのもよいでしょう。
また、経験を積んでお客様の専属運転手になることで、高収入が期待できる可能性もあります。
4-2. 必要な資格
役員運転手になるために必要な資格は、普通自動車運転免許のみです。
そのため、新たに資格を取得する必要はありません。
ただし、VIPをおもてなしするため、高度な運転技術やビジネスマナーなどのスキルが求められます。
これらのスキルは、研修制度のある企業へ勤めることで習得できます。
4-3. 天職になる人の特徴
役員運転手が天職になる人の特徴は、以下のとおりです。
役員運転手が運転するのは、センチュリーやクラウンなどの高級車であるケースが一般的です。
そのため、高級車を運転できる仕事に就きたい方の天職となるでしょう。
また、つねにお客様が第一と考えて業務にあたる姿勢も求められるため、やりがいのある仕事に就きたい方にもおすすめです。
5. まとめ
運転好きな人の天職になるのは、車の運転がメインのドライバー業です。
たとえば、人間関係のストレスを抑えたいのであれば、個人で労働できるトラック運転手へ転職するのがよいでしょう。
スキルを身につける必要はあるけれど、運転もできてやりがいも見いだせる仕事をしたい方は、役員運転手へ転職するのもおすすめです。
どのような働き方をしたいのかによって、天職になるドライバー業は異なります。
本記事を参考に、ご自身の天職を見つけてください。
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