40代で採用されやすい仕事5選!転職を成功させるポイント
2023年06月16日
採用されやすいのは若手ばかりというイメージから、40歳を過ぎると「転職しようとしてもなかなか採用されないのでは?」とお考えの方もいらっしゃるでしょう。
しかし40代は、社会人としての経験が豊富かつ常識やマナーを兼ね備えた方が多いことから、積極的に採用している企業も少なくありません。
この記事では40代が採用されやすい仕事や、転職を成功させるためのポイント、40代に求められるスキルと転職での注意点をご紹介します。
「40代で転職を成功させたい!」とお考えの方は、ぜひ参考になさってください。
目次
1. 40代が採用されやすい仕事5選
40代の方には、20代の方にはないビジネススキルや豊富な経験があるため、転職の際に有利な場合もあります。
次の項目では、業界未経験でも採用されやすい仕事を5つご紹介します。
1-1. 役員運転手
役員運転手とは、企業の社長や役員などの専属運転手を担う仕事を指します。
少子高齢化により人手不足であることや、業界経験を問われないことから採用されやすい仕事といえるでしょう。
役員運転手として働く場合、「普通自動車第一種運転免許」が必要です。
研修制度の整った会社を選ぶことで、役員運転手に必要なスキルや知識が学べます。
役員運転手の仕事で身に付くマナーやスキルは仕事だけでなく、友人・家族間のコミュニケーションにおいても重宝されるでしょう。
役員運転手の仕事では、ビジネスマナーやお客様への心配りが求められる一方で、高い収入を目指すことが可能です。
そのため、ビジネススキルや豊富な経験のある40代の方には、おおいに魅力的な仕事といえます。
1-2.営業
どの会社においても需要の高い営業職は、常に求人が途切れない仕事です。
その一方で、団塊世代の退職などにより人材不足となっているため、40代の求人も増加傾向にあります。
40代の方が求められる理由としては、年齢による信頼性の高さが挙げられます。
自社商品やサービスを勧める際に、若い世代の方に勧められるよりも、スキルや経験のある40代のセールストークのほうが信頼性の高さを感じられるケースがあるためです。
1-3.介護士
介護業界は少子高齢化にともない、需要が高まっていることから、介護士も求人の多い仕事といえます。
また、就職後に「介護福祉士」や「介護支援専門員」などの資格を取得して、スキルアップを目指せることも魅力の一つです。
さらに介護士として実務経験を積むことで、キャリアアップを目指すこともできるため、一生続けられる仕事だといえます。
前職でマネジメントや事務の経験があれば介護事務でスキルを活かせますし、営業を経験された方なら介護施設の利用者様とのコミュニケーションへ活かせるでしょう。
1-4.清掃員
年齢不問の募集が多いことから、40代を超えても長く活躍できる仕事です。
清掃作業にはさまざまなスキルや知識が必要ですが、入社時点で求められることはほとんどありません。
仕事をしながらスキルや知識を身に付けていけば、多くの現場で必要とされます。
ゆくゆくはプロフェッショナルとして独立を目指すこともできるでしょう。
1-5.警備員
近年では女性警備員の活躍も見られるようになり、年齢や性別、経験を問われない魅力的な仕事として認知されつつあります。
少子高齢化により、どの警備会社も人手不足であることから採用されやすい仕事といえるでしょう。
ルーティンワークが中心で特別なスキルは必要ありませんが、高い忍耐力や集中力が求められるため地道に仕事を続けられる方には最適な仕事です。
仕事量も毎年6月~3月は安定する傾向にあるうえ、給与の高い会社もめずらしくありません。
参考:40歳からの転職は遅い?40歳の転職事情や失敗・成功する人の特徴|すべらない転職
2. 40代で求められるスキルとは?
転職の際、40代に求められるスキルを以下にまとめます。
- ビジネスマナー(親しみやすさなども含む)
- 企画力・提案力
- 個人の強みや専門性
- リーダーシップ
- 職種にあった資格や経験
社会経験が豊富な40代では、ある程度のビジネスマナーが備わっている前提で採用されます。
自信のない方は、事前に書籍などでビジネスマナーについておさらいしておくと良いでしょう。
即戦力を求める会社では特に「企画力・提案力」「リーダーシップ」といった主体性を重視されるケースも少なくありません。
主体的に動くためには、まず自分の得意分野を洗い出し「どのような強みがあるか」「専門分野をどのように活かせるか」についてまとめてみましょう。
自分の強みを知って活かせる力こそ、会社の求める最高のスキルです。
参考:転職のサポートドットコム
3.40代で転職を成功させる3つのポイント
40代の方が転職を成功させるためには、どのようなことを抑えておくとよいのでしょうか?
次の項目では、転職を成功させるためのポイントを3つご紹介します。
3-1. 自分のスキル・経験を洗い出す
転職に備えてアピールポイントを明確にするためにも、自身のスキルや経験の洗い出しは必須です。
30代までの若い世代は、現在のスキルだけでなく個人の将来性やポテンシャルもアピールポイントになりますが、40代になると、将来性より「すでに持っているスキルや経験」を重視されるケースが多くなります。
自分の強みをはっきりと明確に主張できるよう、自身のスキルや経験を踏まえて「会社でどのように役立てられるか」をまとめておきましょう。
3-2. 企業研究をしっかりおこなう
面接での志望動機や今後の抱負などを考えるときにも必要になりますが、入社後のミスマッチを防ぐためにも企業研究はしっかりおこなっておきましょう。
まず面接対策として、志望理由やサービスの魅力・改善点などの質問に備えた研究は必須です。
さらに「明日からその企業で働く」ことをイメージし、働き方や細かい制度などを調べ、そのとき不足している情報を逆質問できるようまとめておきましょう。
3-3. 職場へ求める条件の優先順位を決める
求める条件に優先順位をつけて仕事を探すのがよいでしょう。
理想通りの条件で仕事を探すとなると、就職先の幅が狭まってしまいます。
給与・勤務時間・休日数・福利厚生など、捨てがたい条件を中心に仕事を探すことで、自分に合った求人を見つけやすくなるでしょう。
4.40代で転職する際の注意点
転職する際に意識しておきたい注意点が3つあります。
- 家族の理解を得ておく
- 求める条件にこだわりすぎない
- 就職までに時間がかかってもあきらめない
家庭を持っている場合、転職を家族に反対される恐れもあります。
転職したい理由や、転職のメリット・デメリットなど必ず家族で話し合ってから転職しましょう。
また、職種・給与・職場の場所など、あらゆる面でこだわりすぎると、良い転職先と巡り合えません。
「必須な条件」と「ある程度妥協できる条件」を明確にして、転職先を探すことが大切です。
転職活動にどれだけ時間がかかったとしても、あきらめてはなりません。
転職活動前に思い描いていた「転職後はどのような仕事をしたいか」「どのような暮らしをしたいか」といったビジョンをもう一度思い出し、あきらめない強い心を持ちましょう。
参考:40代におすすめの転職サイトはこちら|SEARCH cle(株式会社ipe)
5.まとめ
40代で採用されやすい仕事について解説致しました。
40代の転職では、ある程度の社会経験があることから、ビジネスマナーやスキルなどが重視されるでしょう。
自分の持つスキルや知識を洗い出し、どのように活かせるのかをアピールしましょう。
また、求める条件にこだわりすぎず、気長に転職活動をおこなうことが大切です。
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