【職種別】運転手平均年収|求人募集で給与以外に注目すべきポイント
2022年09月15日
今、ドライバー業界は、空前の売り手市場です。
ドライバーへの転職をお考えの方も多いのではないでしょうか?
そこで気になるのが、「運転手平均年収」です。
運転手の平均年収は、ほかの業種と比べ少ないといわれます。
とはいえ運転を仕事にする職種は数多くあり、それぞれ平均年収が異なります。
また、売り手市場で今後、年収が上がっていくことも考えられるでしょう。
今回は、業種別の運転手平均年収をご紹介します。
「できれば、前職の収入を下回らない仕事に就きたい」
「ドライバーの中でも、年収の高い仕事が希望」
このようにお考えの方は、参考にしてください。
目次
1. 今が狙い目!運転手の平均年収を職種別に解説
国税庁の「令和2年分 民間給与実態統計調査」によると、日本人全体の平均年収はおよそ433万円です。
運転手の平均年収は、日本人全体の平均年収と比較しても1~3割程度低いともいわれています。
しかしドライバー業界は、現在どの業種も人材不足で、ほかの業界よりも多くの求人を見つけられます。
今後、売り手市場で給与額が上がっていくことも考えられるでしょう。
では、現状でそれぞれの運転手の平均年収はどの程度あるのでしょうか?
厚生労働省発表の「令和3年賃金構造基本統計調査」をもとに、確認してみましょう。
(※新型コロナウイルス感染症の影響で、数値が影響を受けている可能性があります)
1-1. 大型トラック
「令和3年賃金構造基本統計調査」によると、大型トラック(営業用大型貨物自動車運転者)の平均年収は、およそ463万円と、日本人全体の平均年収よりもやや高い金額になりました。
大型トラックは、主に長距離を運転するトラックで、比較的長時間労働になりがちな職種です。
運転以外に、荷物の搬入・搬出などを行うこともあります。
また、運ぶものによって、特殊な資格が必要な場合もあります。
資格の有無で、給与額が変わることもあるでしょう。
1-2. 普通・軽トラック
次は普通・軽トラック(営業用貨物自動車運転者<大型車を除く>)の年収を確認してみましょう。
普通・軽トラックのドライバーの仕事といえば思い浮かぶのが、配達業者です。
長距離移動の多い大型トラックと比べ、普通・軽トラックの運転業務は、そこまで遠方に行くことがありません。
それもあってか、平均年収はおよそ430万円と、大型トラックよりもやや少ない額となりました。
体力的に負担が少ないことや、普通自動車第一種免許があれば従事できることなども、理由のひとつと考えられそうです。
1-3. バス
ここからは、旅客業の運転手の平均年収を確認してみましょう。
まずは、バスの運転手です。
高速バス・遊覧バス・路線バスなどすべて含めた平均年収は、およそ404万円。
バスは多くの場合、路線や運行時間が決まっています。
残業の少なさも、トラックと比べ平均年収がやや低い理由のひとつと考えられます。
路線バスや高速バスのようにシフト制の仕事もありますが、比較的プライベートとのバランスを取りやすい職種といえるでしょう。
トラックと比べ、人と接することが好きな方に向いている仕事です。
1-4. タクシー・ハイヤー
では、タクシーやハイヤーの運転手の年収は、いくらぐらいあるのでしょうか?
「令和3年賃金構造基本統計調査」によると、およそ280万円。
ほかの業種と比べ、かなり低い額になった原因として、コロナ禍で大きな打撃を受けたことが考えられます。
実際「令和元年賃金構造基本統計調査」では、年収はおよそ360万円でした。
タクシー運転手の場合、やればやっただけ収入が上がる歩合制を導入している会社が多く、ドライバーごとの収入にかなり幅があります。
また、都内のようにタクシーの利用者が多い場所で働けば、当然年収も上がります。
働く場所や働き方で収入に大きな差が生まれやすいのが、タクシー運転手です。
1-5. 役員運転手
最後は役員運転手(乗用自動車運転者(タクシー運転者を除く))の年収を確認してみましょう。
役員運転手はタクシーのように、不特定多数のお客様を相手にする仕事とは異なり、企業で役員の送迎を担当します。
平均年収は、およそ356万円です。
ただし、役員運転手の年収は所属する企業の規模や、残業の有無によって大きく異なります。
また、もともとタクシーやハイヤーのドライバーをやっていた方が、転職するケースも目立ちます。
そのような方は経験がある分、優遇される可能性もあるでしょう。
2. 運転手の平均年収以外に求人募集でチェックすべき項目
今後、運転手の求人募集を探すなら、給与や平均年収だけでなく、ほかにも気にするべきポイントがあります。
いくつかの求人と比較検討しやすいよう、チェックしておきましょう。
2-1. 福利厚生
求人では、福利厚生にも注目してみましょう。
企業では、優秀な人材を雇用し、会社に定着させるために福利厚生を充実させています。
会社の利益を社員に還元しているともいえるでしょう。
そのような会社の方が、社員もやりがいを感じ活気があります。
ドライバーとしても、働きやすい職場の可能性が高いでしょう。
2-2. 勤務時間
ドライバーの仕事は、業種によっては勤務時間が非常に不規則です。
不規則な生活は、ある程度の体力が必要ですし、身体にも負担がかかりやすくなります。
また、プライベートが犠牲になる可能性も考えられます。
ご自身のワーク・ライフ・バランスを考慮し、無理なく働ける職場を見つけましょう。
2-3. 残業の有無
残業の有無も重要です。
ご紹介したように、運転手の平均年収は決して高額ではありません。
お金を稼ぎたいとお考えの方は、できるだけ残業のある仕事を探す必要があります。
勤務時間同様、ご自身のライフスタイルに合わせて、どの程度の残業ならできるのかをふまえて、求人を探しましょう。
3. 給与の上限なし!「セントラルサービス株式会社」の役員運転手
さまざまな運転手の平均年収をご紹介しました。
その中でも、役員運転手の業務は、ほかの仕事と少し異なります。
通常は運転できないような高級車を運転できることや、めったにお会いできないような方の担当をするチャンスもあるかもしれません。
その分、ビジネスマナーやコミュニケーション能力など、高度なスキルも求められます。
大変な仕事ですが、担当する役員からお褒めの言葉をいただいた際には、非常にやりがいを感じられるでしょう。
「セントラルサービス」は、都内を中心とした役員運転手の派遣・請負会社です。
給与は、月給制で26万円~50万円をお約束し、給与額には上限を設けていません。
売上などで結果を出した方は給与に反映するほか、よい案件を優先的にご紹介いたします。
未経験の方でも、研修を受け、スキルを身につけることが可能です。
運転手の仕事にご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
「セントラルサービス株式会社」
TEL:03-6380-9151
営業時間:平日・土日祝 9:00~19:00
メールでのお問い合わせはこちらまで
4. まとめ
運転手の平均年収は、職種だけでなく、使用する車の種類や走行する距離・労働時間の長さなどによって、大きく異なります。
企業や個人によって、年収額に大きく差が出る職種もあるため、それぞれの企業の求人募集をしっかり確認しましょう。
また、求人募集をチェックする際には、平均年収や給与額だけでなく、福利厚生や勤務時間・残業の有無などのチェックも必要です。
ご自身のワーク・ライフ・バランスをふまえ、一番働きやすい仕事を選びましょう。
カテゴリ:Contents