会長車は何を選ぶべき?車両選びのポイントとおすすめ車種紹介
2022年08月04日
会長車を新規で購入する場合、安全性やリラックスできる室内空間などさまざまな点に注意しながら、車両選びをしなければなりません。
会長車ともなれば、高級感や重厚感も重要な要素となってきます。
しかし企業で使用される高級車はどれも室内空間が過ごしやすく設計されており、どの車種がよいのか悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこでこの記事では、会長車を選ぶ際のポイントと、おすすめの車種をご紹介します。
「会長車はどの車種がよいか迷っている」
「どのような点に注意して選べばよい?」
など、会長車の購入でお悩みの方はぜひ参考にしてください。
目次
1. なぜ会長車は高級車が多いのか?
大企業の会長ともなると、センチュリーやロールスロイス・ベンツなど、世界に名だたる高級車に乗っているイメージがあります。
なぜ会長車は高級車ばかりなのでしょうか?
当然、会社のトップだからという理由もあるでしょうが、それだけではありません。
1-1. 節税対策
企業が社用車を購入した場合、リースでない限りは最長6年間、減価償却費として車両代を計上していきます。
購入費用が高ければそれだけ節税対策になります。
また、高級車は大衆車とは異なる部品を使用していることが多く、修理代や部品代など維持費も高くなりがちです。
これらの費用も経費としてあげられることから、長期的に考えても大きな節税になります。
さらに高級車は、売りに出す際にも高値で売却しやすいメリットがあり、資産価値のあるものとしても人気があります。
1-2. 経営状態のよさをアピール
高級車に乗ることは、経営状態のよさをアピールすることにもつながります。
役員運転手の運転する高級車に会長が乗っていれば、誰も経営状態がひっ迫しているとは思いません。
また、自社の社員たちに対しても、トップに上り詰めることに対する夢や希望を与えられるでしょう。
2. 会長車を選ぶポイント
では会長車はどのように選べばよいでしょうか?
予算や駐車スペースの広さ・納期などの一般的な注意点以外に、選ぶためのポイントを3つご紹介します。
2-1. 国産車と輸入車(外車)のメリット・デメリットを知る
会長車を購入する際、取引先に車関連の会社があれば、そのメーカーを選ぶことも考えられますが、そうでない場合はどこがよいか悩む方も多いでしょう。
会長の中には国産車にこだわる方もいらっしゃるでしょうし、輸入車の重厚感が好きだという方もいらっしゃるかもしれません。
選択の参考のために、国産車と輸入車のメリット・デメリットを把握しておきましょう。
2-1-1. 国産車のメリット・デメリット
国産車は故障が少なく、万が一故障した場合でも、国産パーツの使用で費用が安く済みます。
燃費のよさも大きなメリットです。
衝撃を吸収するサスペンションが軽く作られていることが特徴で、街乗りで揺れが少ないことも魅力といえます。
ただし、高速道路のようにスピードを出す道路では、輸入車の方が安定感を感じやすくなっています。
また国産車は、インテリア・エクステリアともに輸入車に比べ個性が足りないといわれがちです。
2-1-2. 輸入車(外車)のメリット・デメリット
輸入車(外車)のメリットは、そのデザイン性。
役員車として人気のあるベンツやBMWといったドイツ車は、重厚感や高級感が漂います。
また、海外では車同士の事故が多いため、車両自体が非常に強靭に作られていることもメリットのひとつです。
ただし故障した際は、パーツを海外から取り寄せる可能性もあり、日数がかかることや費用が高額になる可能性があります。
また、大型車も多く重量もあることから、国産車と比べ税金・車検の費用が高くなることも考えられるでしょう。
2-2. 社長車・役員車のグレードをチェックする
ほかの役員が乗っている車両よりも劣るグレードにならないよう、現在社長や役員が使用している社用車のグレードもチェックしましょう。
また、親会社や関連会社の車両も確認しておく必要があります。
会長の立場や周囲との兼ね合いにも気を遣い、車両やグレードを選ぶようにしましょう。
2-3. 運転手の技術を考慮する
会長の格に合うような高級車を運転する際には、ドライバーにも高度な技術が要求されます。
社内に運転手がいる場合、そのドライバーの技術を確認する必要があるでしょう。
会長車となるような車両は大型車や左ハンドルなど、通常よりも運転しにくいものばかり。
そのような車両にも対応できるドライバーかどうか、これまでの運転経験などをふまえチェックします。
どんなに高級で優れた車両を購入しても、運転手が優秀でなければ事故の危険もあります。
常に安全に会長を目的地までお送りできるような能力のある人材がいない場合は、運転しやすい国産車を選ぶか、役員運転手の派遣・請負会社に依頼する方法も検討してみるとよいでしょう。
とくに教育体制の整っている会社なら、優秀な人材を紹介してもらえます。
都内の派遣・請負会社であれば、「セントラルサービス」がおすすめです。
3. おすすめの会長車
では具体的にどのような車種が会長車としてふさわしいのでしょうか?
ここでは、輸入車と国産車それぞれのおすすめ車種をご紹介します。
3-1. Mercedes-Maybach S-Class
役員車として人気のMercedes-Benz(メルセデスベンツ)。
中でも、最上級クラスであるMercedes-Maybach(メルセデスマイバッハ)は、誕生から100年がたった今も、役員車として不動の人気を誇っています。
とくに2021年に新型が発表されたマイバッハS-Classは、通常のベンツS-Classと比べ後部座席にゆとりを持たせたデザイン。
さらにこれまで以上に静かな室内空間を構築するため、さまざまな技術や装備を備え、まさに会長車にぴったりの車種といえるでしょう。
価格はおよそ2,800万円からです。
3-2. LEXUS(レクサス) LSシリーズ
国産車の中で役員車として人気なのがLEXUS(レクサス)です。
レクサスの中でも上位モデルであるLSシリーズは、シャープな外観と洗練されたインテリアで、会長車におすすめです。
室内空間の静粛性には定評があり、後部座席でリラックスしてお過ごしいただくにはぴったりの車種といえるでしょう。
また、大きな車体のわりにスムーズな加速と走行性能のよさも評判で、ドライバー自身も運転しやすい車です。
本体価格はおよそ1,100万円から。
国産車がよいという場合は、検討してみるとよいでしょう。
4. まとめ
会長車は、節税対策や社外へ経営状態のよさをアピールするためにも、品格があり上質な高級車が選ばれる傾向があります。
しかし、さまざまな高級車がある中で、どの車種がよいのか選ぶのは難しいものです。
予算や納期など一般的なことにも注意しなければなりませんが、車種選びでは国産車と外車の違いや、ほかの役員の車種やグレードなども選ぶポイントとなります。
最終的に重要なのは、お乗りいただく方の安全を守り、リラックスして過ごしていただける車両を選ぶことです。
さまざまな車種を比較し、満足のいく会長車を選びましょう。
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