ショーファーとはお抱え運転手のこと!最上級のサービス内容とは?
2022年06月17日
「ショーファー」とは、日本語では「お抱え運転手」のことをいいます。
ただし「ショーファー」は、単なる「運転手」ではありません。
最上級のサービスでお客様をおもてなしすることが、ショーファーの務め。
優秀なショーファーが企業にいることで、さまざまなメリットがあります。
今回は、ショーファーから受けられるサービス内容や、雇用するメリットについてご紹介します。
「ショーファーってどんな人のこと?」
「ショーファーからはどういったサービスが受けられる?」
など、ショーファーについて詳しく知りたいという方はご一読ください。
目次
1. 「ショーファー」の意味とは?
ショーファーカーやショーファードリブンという言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。
ショーファー(chauffer)とは、フランス語で「お抱え運転手」を意味するものです。
つまりショーファーカーやショーファードリブンとは、お抱え運転手が運転するタイプの車のこと。
企業の役員が役員運転手に運転させているようなクラウンやセンチュリーといった、高級サルーンがそれにあたります。
ショーファーの仕事は単なる送迎だけではありません。
車の清掃や点検など全般の業務を行い、さらにお客様に快適な移動時間を過ごしていただくために、さまざまな配慮をすることが重要な業務です。
では具体的にはどのようなサービスを受けられるのか、次の章でご紹介します。
2. ショーファーから受けられるサービス
ショーファー(お抱え運転手)の主な仕事は、お客様を目的地にお送りすることです。
当然、安全でスケジュール通りに運行できることが「送迎」には含まれています。
しかしショーファーのサービスは、これだけではありません。
役員が普段から愛飲している飲み物や毎日読んでいる新聞の準備、空調の調整など、移動中も快適に過ごせるように気を配ります。
目的地到着後は、ドアの開閉サービスやエスコートも行い、安全確保も怠りません。
本当に優秀なショーファーは、ホテルマンのようなサービスでお客様をおもてなししているのです。
3. ショーファーを雇用するメリット
大企業や中小企業にはショーファーを雇用している企業が数多くあります。
ショーファーを雇用する理由は、それなりのメリットが期待できるためです。
ここでは4つのメリットをご紹介します。
3-1. 時間を有意義に使える
企業の役員の方々は非常に多忙です。
役員車をご自身で運転した場合、運転中は一切仕事ができません。
しかし、ショーファーに運転を任せれば、移動中も有意義に時間を使えるようになります。
移動中はつかの間の休息をとりたい方もいらっしゃいますし、仕事をしたい方もいらっしゃいます。
ショーファーは、電話中や仮眠中は工事中などうるさい場所は通らない、書類に目を通していればトンネルは避けるなど、さりげない気配りを欠かしません。
お客様の過ごし方に合わせた運転をし、仕事がスムーズに進むようフォローします。
3-2. 車両管理を任せられる
ショーファーが企業内にいない場合、車両管理は総務部が行っていることが多いのではないでしょうか。
しかし、車両の清掃や車検・点検の手配は役員のスケジュールを見ながら行う必要があります。
スケジュールを把握していないうえに、通常業務のある総務部にとっては、非常に手間のかかる作業です。
その仕事をショーファーが受け持つことで、車両管理担当者の仕事はかなり軽減されます。
本来の業務に専念できるため、仕事の効率も上がるでしょう。
3-3. 取引先からの信頼が得られる
ショーファーの業務上、取引先やお客様とお会いする機会も多くあります。
優秀なショーファーはビジネスマナーやコミュニケーション能力も長けているものです。
そのため、取引先でも相手に好感をもたれるように振る舞います。
取引先の方は、ショーファーにもしっかり教育がされていると感じるでしょう。
その結果、取引先からの信頼が得られ、仕事もスムーズに進められることもあるかもしれません。
3-4. 安全な運行が可能
ショーファーカーの多くは、普通車と違い大型や左ハンドルなど、通常よりもハイレベルな運転技術が求められます。
しかし優秀なショーファーは、安心して運転を任せられるだけの技能が身についています。
急ブレーキや急発進など「急」の付く運転はしないことや、無理な追い越し・車線変更もしません。
多忙な役員に運転を任せるよりも、運転に慣れた人材に任せた方が、より安全な運行が可能になります。
4. ショーファーを雇用するデメリット
ショーファーを雇っている企業は、デメリットよりもメリットの方が勝ると考えているからこそ、雇用しています。
しかしデメリットがないわけではありません。
雇用後に「想像と違う」とならないように、採用前に把握しておきましょう。
4-1. コストがかかる
正社員としてショーファーを雇用した場合、平均的な年収はおよそ400万円前後といわれています。
しかし、企業やショーファーのスキルによって、その額は大きく変わります。
ショーファーの給与に大きく影響するのが、時間外労働や休日出勤です。
取引先と積極的に交流を深めようとする役員の場合、夜間の食事会や休日の接待ゴルフなどに頻繁に参加します。
ショーファーは基本的に、役員のスケジュールに合わせて業務を行うため、その分残業代や休日手当などの支払いが多くなりがちです。
4-2. 有能でない人材を雇用するとメリットが半減する
前章で紹介したメリットは、あくまでもショーファーが優秀で、役割を全うできることを前提としています。
もしも、ショーファーが優秀でなかった場合、前章でご紹介した4つのメリットが一つも得られないことも考えられます。
取引先からの信頼にも悪影響を及ぼす可能性も。
さらに悪いことにショーファーの求人を出しても必ず条件を満たした応募があるとはかぎりません。
中には、ショーファーとはとてもいえない、単に運転だけが仕事だと勘違いしている人材が求人に応募してくることも考えられます。
5. 優秀なショーファーを見つける方法
では優秀なショーファーを雇用する方法はないのでしょうか?
ショーファーを雇用する際に、自社雇用とあわせて検討をおすすめするのがショーファー専門の派遣・請負会社です。
派遣・請負会社では、ショーファーに対し、スキルアップのため独自の研修を行っています。
弊社「セントラルサービス」では、運転技術やビジネスマナー・身だしなみなど多岐にわたる研修を行うことで、一定のスキルを身につけたショーファーをご紹介。
多くのお客様に、ご好評いただいております。
自社で求人を出した場合は、よい人材を見極めるのも難しいうえに、ショーファーに対する自社教育も難しいという企業様のお声もうかがいます。
そのような手間を省き、優秀な人材をご紹介いたしますので、ぜひ一度ご利用ください。
「セントラルサービス株式会社」
TEL:03-6380-9151
営業時間:平日・土日祝 9:00~19:00
メールでのお問い合わせはこちらまで
6. まとめ
ショーファーとはフランス語で、「お抱え運転手」を意味します。
優秀なショーファーは、運転技術のみならずビジネスマナーやコミュニケーション能力に長け、ホテルマン並みの気配りで、移動中もお客様に快適に過ごしていただけるよう配慮しています。
よい人材に出会えれば、コストはかかるものの役員のみならず車両管理者の業務もスムーズに進むようになり、会社として非常に有益だと感じられるはずです。
今後ショーファーの雇用をお考えの方は、会社にとってメリットとなるようなスキルのある人材を雇用しましょう。
カテゴリ:Contents