社長用の社用車おすすめ車種3選!高級車が多いのはなぜ?
2022年05月25日
社長の乗る社用車では「ベンツ」「BMW」「アルファード」「レクサス」など、名だたる高級車が数多く見られます。
なぜ社長用の社用車には高級車が使われるのでしょうか?
それには、「節税対策」「資産価値がある」など、いくつかの理由があります。
そこで今回は、社長用の社用車に高級車を使う理由や、購入の際のポイント・おすすめの3車種をご紹介します。
「社長用の社用車を購入したいがどの車にしようか悩んでいる」
「新車と中古車、どちらで買うべき?」
といったことでお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
1. 社長の社用車が高級車な理由
社長、とくに大企業の社長は高級車に乗っている方が多くいらっしゃいます。
なぜわざわざ高級車に乗るのか、その理由を3つご紹介します。
1-1. 会社の経営状態がよいことをアピールできる
高級車は、社長にとっていわばステータスのようなものです。
社長が高級車に乗っていることで、取引先やお客様も企業の経営状態がよいのだと判断します。
商談や取引で有利に働くこともあるでしょう。
1-2. 節税対策になる
社用車を購入した場合、一括で経費として落とせるわけではなく最長で6年間「減価償却費」として計算していきます。
(※リース契約の場合は、減価償却費とはなりません。)
また、ガソリン代・保険料・定期点検代などのランニングコストも経費として挙げられるため、その分節税対策になるといえるでしょう。
1-3. 高値で売却できる
高級車を購入する企業の中には、売却時の資産価値も考慮しながら車両購入をしている企業もあります。
高級車は数年使ってもその価値が落ちにくいといわれ、非常に資産価値が高い車両です。
買い替えるとしても高値で売却できるため、結果的にはそれほど大きな出費になりません。
2. 社長用の社用車を購入する際のポイント
社長が車両を購入する際には、ご紹介したようなメリットばかりではありません。
いくつかの点に注意して購入する必要があります。
社長用だけでなく、どの社用車にも当てはまるため、しっかりと把握しておきましょう。
2-1. 「新車・中古車」と「購入・リース」を比較する
まずどの車種を購入するか決める前に、新車か中古車かを決めなければなりません。
それぞれメリットもあればデメリットもあります。
どちらの方が会社にとって都合がよいかしっかり判断して決めましょう。
<新車・中古車で購入した場合のメリット・デメリット>
メリット | デメリット | |
新車 | ・最新モデルに乗れる | ・費用が高額 |
中古車 | ・短期間で減価償却できる ・購入費用を抑えられる |
・型落ち感がある |
同様に支払いは購入かリースかも検討します。
<車両を購入、リースした場合のメリット・デメリット>
メリット | デメリット | |
購入 | ・節税対策になる | ・経費の処理が複雑 |
リース | ・資金計画が立てやすい ・税金や保険なども経費扱いにできる |
・途中解約の場合、解約金がかかる ・合計金額は購入よりも割高になる |
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2-2. 名義は法人に
法人として経費計上するためには、「法人名義であること」「法人の事業専用であること」の2つを満たさなければなりません。
個人名義の車両の場合、車の購入費用だけでなく、自動車税や車検代・ガソリン代などは所有者が支払う費用になります。
税務関連でトラブルにならないためにも、法人名義で購入することをおすすめします。
2-3. 私的利用する場合のルールを決める
社長が社用車を私的に利用するのは、決して珍しいことではありません。
通常社用車であれば、購入費からガソリン代のようなランニングコストまで会社の経費となります。
しかし税務署に、社長が主にプライベートで使用していると判断された場合、これらの費用は役員給与として所得課税される可能性があります。
会社としても損金として扱えなくなるため、どちらにしてもメリットはありません。
この場合は、税理士などに相談し社用車の利用規定を定めておくようにしましょう。
私用で使うことを認めるのであれば、1日もしくは1ヵ月あたりいくらというように、金額を決めておくといった方法があります。
3. 社長用社用車おすすめ車種3選
社長用の社用車の購入について注意点が分かったところで、次は社長用の社用車におすすめの車を3種類ご紹介します。
かつてはセダン一色だった社長用の社用車も、様変わりしています。
ぜひ参考にしてみてください。
3-1. 【トヨタ】レクサスLS500h
役員車として人気のレクサス。
中でも最上位モデルのレクサスLSは、社長用として人気があります。
LSは「ラグジュアリーセダン」を略したもので、音も静かで乗り心地も抜群です。
見た目もスタイリッシュで、高級車でも日本の車がよいというこだわりのある方にもおすすめです。
<レクサス LS500h>
メーカー希望小売価格 | 1,222万円~(税込) |
エンジン | 3.456L |
燃費(WLTCモード) | 13.6km/L(2WD) |
3-2. 【メルセデスベンツ】Mercedes-Maybach S 680 4MATIC
社長車といえばベンツをイメージする方も多く、社長職にある方が憧れるメーカー・ベンツのマイバッハシリーズ。
外観の美しさだけでなく、安定した乗り心地にも定評があります。
今回はS680をご紹介します。
<Mercedes-Maybach S 680 4MATIC>
メーカー希望小売価格 | 3,300万円~(税込) |
エンジン | 5.98L |
燃費(WLTCモード) | - |
売却する際に購入時から価値が下がりにくいところも、ベンツのメリットです。
企業の資産と考えてベンツに乗る方も少なくありません。
3-3. 【トヨタ】アルファードHYBRID Executive Lounge S
近年、役員車にミニバンを活用する企業が増えています。
中でも人気が集まるのがトヨタのアルファードです。
圧倒的な人気の理由は室内空間の広さ。
ベンツSクラスやレクサスLSと比較しても非常にゆったりしており、快適に過ごせます。
万が一、ほかの役員やお客様と車内で打ち合わせといったときでも、適度な距離を保てるため圧迫感を感じさせません。
高さがあり、高齢の方でも乗り降りが楽に行える点も魅力のひとつです。
燃費を考えて購入するならハイブリッドがおすすめです。
<アルファードHYBRID Executive Lounge S>
メーカー希望小売価格 | 775万2,000円~(税込) |
エンジン・ハイブリッド | 2.5L+モーター |
燃費(WLTCモード) | 14.8km/L |
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4. 社長の社用車の運転は役員運転手におまかせ
社長用の社用車として、もう1点考えるべきなのが「運転手」です。
専門のドライバーを雇用した方が、安全面を考えると安心できるでしょう。
しかし、どこへ連れて行っても恥ずかしくないスキルをもったドライバーは、なかなか見つけられないものです。
そのような場合は役員運転手専門の派遣・請負会社に依頼してみてはいかがでしょうか?
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5. まとめ
社長用の社用車として、高級車を購入するには理由があります。
高級車は、購入することによって節税対策になります。
さらにお客様や取引先には、会社の経営状態がよいことをアピールできるといった、対外的なメリットもあるのです。
とはいえやはり高い買い物なだけに、どのような車を購入するか悩むこともあるでしょう。
その場合は今後のランニングコストを考慮し、「新車・中古車」「購入・リース」などをふまえて選ぶことをおすすめします。
また、私的利用なども注意が必要です。
トラブルにならないためにも、適切な購入・使用を心がけましょう。
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