役員の信頼に応えるプロドライバー(役員運転手)のお仕事
2020年10月21日
企業の社長様や役員の方に安全で快適にご乗車いただくために、役員専属ドライバーは日々重要な役割を担っています。
今回はその仕事内容や、身に着けるべきスキルなどをご紹介致します。
1、役員運転手の1日
役員運転手のお仕事は担当させていただく企業や役員によって、1日のスケジュールが異なります。
会社から外出する際の送り迎えだけを担当するケースもありますが、1人の役員付きとなり、その足となって徹底サポートをするケースも少なくありません。
常勤の役員であれば、朝のご自宅へのお迎えからスタートし、会社へと送り届けます。
その日の予定に合わせ、会議や商談、支社や営業所などへ向かうための送迎も担当します。
あらかじめ決められた外出に加えて、急な予定が入る場合もあります。
呼び出されたらすぐに車を回し、目的の場所に予定通りの時間に着くように車を走らせる必要があります。
初めて行く場所であっても迷わず、スムーズに到着できるよう、日頃から地理感覚を養い、なるべくカーナビを活用しなくても目的地にお送りできるように訓練しておかなくてはなりません。
夕方になると接待などのため、料亭や高級レストラン、ホテルなどにお送りし、接待が済むまで待機します。
1日の予定が終われば、ご自宅へとお送りして、その日の任務は終了です。
業務の終了時間はその日の状況によって変わる場合も多くありますが、また翌朝にはいつものようにご自宅へとお迎えにあがり、役員の移動を徹底サポートします。
2、役員運転手の使命
役員運転手の使命は優れた運転技術で安全かつ快適に走行するとともに、うまく渋滞などを回避しながら、目的地に約束の時間までに到着することです。
大切な会議やイベントなどに遅刻することがあれば、役員の方の名誉にも会社の信頼にも影響を与えかねません。
前の日程が押して、限られた時間で車を走らせなければならないこともありますが、スピードを上げるのではなく、いかに安全に事故や交通違反を起こすことなく、近道、早道を見極めて送り届けることができるかが大切になります。
3、身に着けたいことや守るべきこと
役員運転手はプロドライバーとしての優れた運転技術が求められるのはもちろんですが、それ以外にも徹底したいことが数多くあります。
最たるものはマナーや礼儀です。
お迎えする際には姿勢を正して車の前に立って待ち、一礼してドアをスムーズにお開けしてシートへと誘導し、すぐに運転席に回って車を発進させなければなりません。
役員運転手はタクシードライバーとはまったく異なります。
行き先は秘書の方に確認する、スケジュール表に従う、など事前に情報をしっかりと確認・把握し、目的地へとお連れします。
声を掛けられない限り、余計な会話も必要ありません。
車内での役員や社員の方との会話や電話の内容もノータッチ、ご自宅やお連れた場所、車内で耳に入ったことも、すべて守秘義務を徹底しなくてはなりません。
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4、役員運転手派遣会社「セントラルサービス」について
弊社「セントラルサービス」は役員運転専門の派遣会社です。長年の役員運転の経験に基づき、安全で快適な移動サービスのみならず、マナーや守秘義務の徹底という面においても、ドライバー一人一人が責任感を持って業務に従事できるように、研修を重ねサポート致します。
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