役員運転手(お抱え運転手)の派遣とハイヤーは似て非なるもの!違いを解説
2020年07月07日
近年多くの業務においてアウトソーシング化(特定の業務を社外に依頼すること)が目立ってきていますが、役員運転手(お抱え運転手)に関しても同じことが言えます。
最近ではプロの運転手を派遣するサービスが人気になっていて、新しい移動手段として注目されています。
役員運転手と聞くとハイヤーをイメージする方も多いですが、役員運転手の派遣は似て非なるサービスです。
この記事では派遣役員運転手とハイヤーとの違いについて、また派遣サービスのメリットについて解説したいと思います。
目次
1、役員運転手(お抱え運転手)の派遣とハイヤーの3つの違い
ハイヤーも役員運転手の派遣も、質の高い運転業務をこなすという点では共通しています。
多くの場合高級車を運転することになり、かつホテルマンのような上質な接客業務をこなします。
しかしハイヤーと役員運転手の派遣との間には決定的な違いがあります。ここでは3つの違いを解説します。
1-1 使用車両がクライアント所有のものかどうかの違い
ハイヤーと役員運転手の派遣サービスとの最も大きな違いは、使用車両の所属がどこにあるかという点にあります。
ハイヤーに業務を依頼する場合、ハイヤー運転手はハイヤー会社所有の車両を運転して業務を遂行します。
一方、派遣役員運転手サービスで使う車両はクライアント企業所有の車両です。
依頼を受けた派遣会社が派遣するのは運転手のみであり、運転手はクライアント企業に赴いてその企業の車両を運転します。
1-2 必要免許やナンバーの違い
ハイヤー運転手になるためには、タクシー同様に普通自動車一種免許に加えて「普通自動車二種免許」が必要となります。
二種免許を取得するには普通自動車一種免許取得から3年以上経過している必要があります。
つまり「ハイヤー運転手=普通自動車二種免許取得者」ということになります。
一方、役員運転手の派遣の場合は二種免許の取得は絶対条件ではありません。一種免許のみでの運行が可能です。
もちろん二種免許を持っているに越したことはなく、実際役員運転手の派遣として業務をこなしているドライバーには取得者が多数いますが、条件ではありません。
車両ナンバーの種類にも違いがあります。
ハイヤーは緑ナンバー(営業ナンバー)の車両を使いますが、役員運転手の派遣サービスが運転する社用車は白ナンバーです。
社用車は運賃をもらって人や物を運搬する目的の車両ではないため、家庭用自動車のように白ナンバーで運行しています。
1-3 出社スタイルの違い
業務形態にも違いがあります。
詳細な点においては各サービスによって多少の違いが生じ得ますが、ハイヤー運転手はハイヤー会社の営業所から出庫し、業務後に車両とともに帰庫するのが一般的です。
つまり営業所へ出社して車両を出庫し、クライアント企業や役員宅へ赴き、最後に車両を営業所に戻して帰宅します。
一方、役員運転手の派遣サービスは直行直帰が一般的です。
自宅から直接クライアント企業の社用車がある場所へ赴き、業務終了後に社用車を元にあった場所に戻し、自身は自宅へ直帰します。
所属する派遣会社の営業所に戻らない場合も珍しくありません。自宅と社用車保管場所とを公共交通機関などを使って直接行き来することがしばしばです。
ハイヤーサービスによっては、ハイヤー会社所有の車両をクライアント企業の車庫に駐車して、自宅との間を行き来する場合もあるようです。また、派遣会社によってはクライアント企業所有の社用車を自宅まで持ち帰るパターンもあります。
ただしこれらのスタイルは比較的マイナーであり、クライアントとハイヤー会社および派遣会社との契約によります。
一般的にはハイヤーは営業所経由、役員運転手の派遣サービスは直行直帰が原則です。
2、役員運転手(お抱え運転手)の派遣はメリットが豊富
役員運転手の派遣サービスを利用するメリットは多くあります。
代表的なメリットとしては、以下のような点が挙げられます。
2-1 運転者のみの派遣のため低コストが図れる
先述の通り、役員運転手の派遣サービスの場合は車両を用意してもらう必要はありません。
すでに会社で所有している車両を使えるため、運転手+車両のトータルコストと比較した場合に低コストになります。
極めて限られた回数しか社用車を使用しない場合は、車両込みのハイヤーサービスの方が使い勝手が良いです。
わずかな回数のために新たに社用車を購入して派遣サービスを依頼するのは本末転倒です。
しかし、既に社用車を所有しているケースや新規に購入するとしても稼働率が高くなるケースにおいては、運転手のみの派遣を依頼できる派遣サービスが便利です。
2-2 車両管理や運行ルートの見直しの提案もしてもらえる
役員運転手の派遣サービスは、運転業務以外に車両管理や運行ルートの見直しを提案することも可能です。
より合理的な移動手段をサジェストしたり、車両が常に安全で快適な状態になるようにメンテナンスを心がけます。
派遣会社は車両運行のプロであり、都心を中心に交通情報に関する多くの知見を有しています。
よりスピーディーかつ快適な移動を実現するためのノウハウによって、役員の方の業務をサポートできます。
2-3 外国語対応も可能
派遣会社のスタッフは豊富な経験と実績およびスキルを持っています。
左ハンドル車であれ大型車であれあらゆる車両の運転に対応しているだけでなく、外国語が堪能なスタッフも控えています。
外資系企業はもちろん、外国企業とのかかわりが強いクライアント企業であれば、外国籍のお客様にサービスを提供する機会も予想されます。
外国語に精通したスタッフが乗務を果たすことで、付加価値のある運転業務が提供できます。
2-4 企業にあった人材を用意してもらえる
クライアント企業によっては、特定の役員運転手の派遣を望まれるケースも考えられます。
例えば、同性の運転手や若い運転手・外国語に通じた運転手など、特定の人材のニーズが発生する場合があり得ます。
派遣会社はミーティングを通して適切な人材の確保を意識するため、よりクライアントの方針を反映した運転手に業務を依頼できます。
3、気軽に依頼できる役員運転手(お抱え運転手)の派遣ならセントラルサービス
役員運転手の派遣サービスのご用命は、ぜひ500名以上のプロドライバーが登録する弊社セントラルサービスまでご相談ください。
弊社は千代田区丸の内から中央区・港区を中心に首都圏の広範囲でプロのドライバーを派遣しております。
ドライバーは皆徹底した研修を受けており、あらゆるお客様に高品質の乗車サービスを体感していただけます。
弊社サービスを利用いただく皆様には、以下のようなメリットをお約束しております。
■運転業務
・安全かつ迅速な移動手段の確保
・合理的な運行ルートのご提案
・お客様にとって最適な役員運転手の確保
・あらゆる車両の運転が可能
・万が一の事故に完全対応
■信頼度の高さ
・徹底した守秘義務教育により情報漏洩の懸念ゼロ
・大使館関係や中央官庁・東証一部上場企業のお客様からのご利用実績多数
■ホスピタリティー
・外国語のお客様に対応したサービス
・一流ホテルマンに勝るとも劣らない接客
・秘書のような情報力や機敏さ(航空券・食事処・宿泊場所のご予約や目的地関連の情報提供など)
・車内外や玄関先の定期的な清掃
定期契約はもとよりスポット契約にも対応しておりますため、様々なニーズで重宝していただけます。
4、まとめ
役員運転手(お抱え運転手)の派遣サービスとハイヤーは似て非なるものです。
双方とも高品質な送迎サービスである点は共通していますが、車両の所有者や車両カテゴリー・業務スタイルなどにおける相違点があります。
もしお客様がすでに社用車をお持ちである場合や「社用車を積極的に活用していきたい」という目的をお持ちの場合は、運転手のみの派遣を要請できる役員運転手の派遣サービスが便利です。
弊社セントラルサービスは経験豊富で信頼できるドライバーを多数擁しております。ご利用いただくお客様全員に快適で確実な移動サービスをお約束しております。
プロの役員運転手のご用命はぜひ、弊社まで一度ご相談いただければ幸いです。
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E-mail info@central-service.co.jp
資本金 2000万円
代表者 高島 良太
取引銀行 三井住友銀行・三菱UFJ銀行
派遣認可番号 派13-314752
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