役員付運転手(お抱え運転手)の望む年収と現状、年収アップするスキル
2020年06月23日
役員運転(お抱え運転手)経験がある100名以上のプロドライバー(元ハイヤー運転手含む)に、年収に関するヒアリングを行いました。役員運転手の求人応募や転職をお考えの方は参考にしていただけると幸いです。
また、お勧めしたい派遣サービス会社も併せてご紹介いたします。
目次
1、 役員付運転手(お抱え運転手)の望む年収
1-1役員運転(お抱え運転手)経験があるプロドライバーからのヒアリング結果
役員運転(お抱え運転手)経験があるプロドライバー(元ハイヤー運転手含む)100名以上に年収に関するヒアリングを行いました。
望む年収は様々ですが、概ね400万円~600万円が最も多い結果となりました。現在の役員運転業界は、残業時間で稼ぐというのが現状であり、担当のお客様の業界や利用時間によってもドライバーの年収が大幅に変わってきます。
1-2役員運転(お抱え運転手)業界の年収の現状
定期契約(平日稼働業務・残業なし)についている専属運転手で年収は、200万円~(一ヵ月16万円~)です。
役員運転の高給なイメージと異なり決して年収は高くはありません。驚かれた方も多いかと思います。所属会社や業界などによって月の給料額は変わりますが、平均にすると月収は諸手当込みで約23万円であり、高くて約26万円になります。そこに、残業代が加算されていくことが多く、その他、宿泊した際につく宿泊手当、また長距離を移動した際につく距離手当などもありますが、超過時間による残業代が、どのくらいつくかによって年収金額は大きく変わります。
昨今の働き方改革、また新型コロナウィルスの影響などで、十年前とくらべると残業代が大幅に減り、役員運転手の年収も減ってしまいました。以前は、年収が600万円~1000万円あった時代と比べ、昨今においては、年収600万円あると役員運転手としては、高い年収といえます。残業や土日の休日出勤で稼ぎ、基本給諸手当とあわせて、年収400万円に到達すると良い方かと思います。そこから、年収アップを希望し400万円~600万円の回答が一番多いという頷ける結果となりました。
ドライバーは残業が多くかつ年収が高い仕事を好みます。しかし、現実は厳しく残業がある現場をなかなか選ぶことができません。ドライバーの実績や力量と、依頼があったお客様とのタイミングなどによって左右されます。残業が多い会社へドライバー面接に行っても、実績、力量、また役員運転手の素質がないと判断されれば、なかなか採用には至らず、例え採用となったとしても、残業が多い現場には簡単には就けない実態があります。
一方、お客様は人件費が高くても優秀なドライバーを望むケースが少なくはありません。それは優秀なドライバーであることが、さらに会社内で利益を結ぶからです。運転手はトップ役員の商談の移動の際に運転を行いその会社のイメージに直結する可能性もあり、事細かな言動を間違えてしまうと大きなマイナスイメージをお客様の商談相手に与えてしまう可能性もあるからです。
そのような理由から、お客様は役員運転手を採用する際に、ハイヤー会社や役員運転手派遣会社へ依頼する傾向があります。それは様々なリスクを、避けるためでもあります。
1-3役員運転(お抱え運転手)年収をアップするためには
年収をアップするためには、役員運転手の重要なスキルを身に着けることから始まります。お客様は何を求めているか?ここからは上場会社から、中小の企業の多数の担当者にヒアリングを行った結果に基づき、年収アップのスキルを公開したいと思います。
2、 年収アップするための役員運転手の最も大事なスキルとは?
2-1守秘義務を徹底できているか?
役員運転手において、最も重要と言われているところが守秘義務です。万が一お客様の大事な情報を漏らしてしまうと、ドライバー含め、お客様は大損害を被ることになります。お客様から話しかけられても、端的で適切な言葉のみを話すことが重要です。また、お客様の秘書、従業員と会うケースもあります。挨拶は、はっきりと行い会話になった場合には、多くのことを聞かれたとしても、十分に立場をわきまえ業務上で知り得た情報は話さないことが重要です。
日頃よりしっかりと意識をしないと無意識の内に話してしまうケースがあるので、そのようなことが無いように事前に想定問答を行い、時には実際に声に出して練習し意識づくりを行うことが大切です。その準備を怠っていると、突発的に会話することになった場合、心の準備ができていないばかりに、頑な雰囲気や、余裕を欠いた対応になり円滑に業務が行えないケースは意外に多くあります。様々なパターンを想定し的確に対応することが大切です。
守秘義務を行いスムーズに会話を行えるようになると、求人応募の採用面接時や採用窓口と連絡を取り合う際にも、印象が良くなり有利に働き年収アップにも繋がります。
2-2安全確認・安全運転・危険予知と回避ができるか?
安全確認・運転・危険予知回避については、前述の守秘義務と同じくらい非常に重要です。ドライバーはお客様の生命と財産をお守りしております。例えば、お客様が上場会社の場合には何十万人の従業員のトップの方ですので、ドライバーの不注意により万が一事故に遭うとその影響は何十万人にも及ぶ可能性があります。
そこで、ドライバー自身が安全運転を的確に行っているか、自己分析が必要となりますが、確認や運転は癖になっていていることが多く、自分ではわからないことも多々あります。所属している役員運転手の会社の指導員に、助手席などに乗ってもらい安全確認や安全運転、危険予知や危険回避方法を定期的に指導してもらうことが大切です。
2-3乗車されたお客様は不安やストレス感じていないか?
前述の通り、周りが見えず安全確認や安全運転ができていないケースや、それらが元で事故になるケースは、お客様へ不要なストレスを与えてしまいます。また、ドライバーの地理や渋滞予想の勉強不足により、到着時間に遅れてしまったり、目的地の施設入口がどこにあるのか分からなかったり、適正な車寄せとは違う場所であったりと、ドライバーの失敗によって生じるお客様のストレスの原因は様々にあります。
いろんなケースを記載するときりがないのですが、できる限りお客様の乗車中のストレスを無くしていくことが重要です。こちらも日頃のドライバーの癖や習慣、性格がそのまま表れることが多いので、改善のためには定期的に日頃の業務を役員運転指導員に見てもらうことが必要になりますまた、ドライバーが所属する役員運転会社の営業・管理サイドがお客様の担当者に、ドライバーについてのヒアリングを定期的に行いますので、その情報を確認し反映することも大切です。
役員運転サービスに不満があるとのご意見をいただいた場合には、具体的にどのようなことか?また原因は何か?をしっかり分析、改善するサイクルを実行することが、ご満足いただけるサービスに繋がります。その地道な積み重ねがドライバーの年収を押し上げます。
2-4お客様は、役員運転サービスに満足されているか?
まずは、前述に記した下記の3項目をしっかり出来るようにする必要があります。
2-1守秘義務を徹底できているか?
2-2安全確認・安全運転・危険予知と回避ができるか?
2-3乗車されたお客様は不安やストレス感じていないか?
これらを、継続して忠実に守っているとお客様から信頼を得ることができます。ただし、自身の傲りから態度がやや横柄になってきたり、また慢心が事故の原因にもなりますので、そのような時こそ注意が必要です。一つの過ちで長年の信頼がなくなることがあります。そこが役員運転の難しさでもあります。
3、まとめ
今回は、役員運転(お抱え運転手)経験があるプロドライバー(元ハイヤー運転手含む)100名以上のヒアリングを行った結果から役員付運転手(お抱え運転手)の望む年収と現状を記事にし、また年収アップのためのスキルを多数紹介しました。
役員運転手のスキルや心得があったとしても、タイミングや運によっても年収アップに直結しないドライバーも多いと思います。それは、所属する会社の運用や方針にもよるので、ドライバーをしっかり評価し、更なる成長のステージに導く会社を選ぶことも重要になってきます。
4、お勧めしたい役員運転手派遣サービス会社
お勧めしたい派遣サービスの会社は、セントラルサービスです。こちらは、長年の多くの役員運転関連のノウハウがあり、今回記事にしたものは、ほんの一例であり、常に従業員全員(事務方含)は、何がお客様から求められているか、日々研究し勉強・実行・お客様へのヒアリング、改善のサイクルを行っております。成功している従業員は、年収が毎年上がっており、その担当するお客様もサービスは満足している、という良いサイクルを実現し運営を行っている会社です。基本的には年功序列ではなく、結果と信頼によって、そのドライバーの給料に反映するという無駄の少ない組織つくりを行っております。
また、管理や教育、採用に興味があるドライバーには、レクチャーの時間を設けつつ正社員として長く成長し年収アップできる環境を積極的に取り入れております。管理者・指導員・チームリーダーの起用もあり、定年の年齢も結果実績によっては伸ばすことも可能です。もしご興味がございましたら是非お問い合わせエントリーをお願いします。求人応募の皆様への記事もございますので、宜しければこちらもご参照いただけると幸いです。
5、最後に
昨今新型コロナウィルスで、世界的に経済は停滞しておりますが、私共セントラルサービスは、その間も、ウィルス対策は勿論、日々サービス向上のスキルを磨いております。その働きが、経済や、社会に貢献することを願って、日々業務に邁進しております。これからもお役に立てる記事を投稿できたらと思います。今後とも宜しくお願いいたします。
関連記事;
役員運転手(お抱え運転手)は、お客様から何を求められているか?を解説
【弊社概要】
商 号 セントラルサービス株式会社
https://www.central-service.co.jp/
(役員運転手派遣会社・運行管理請負会社)
住 所 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-8-3丸の内トラストタワー本館20F
〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-21-11ゑびすビル3F
TEL 03-6380-9151
FAX 03-6380-9152
E-mail info@central-service.co.jp
資本金 2000万円
代表者 高島 良太
取引銀行 三井住友銀行・三菱UFJ銀行
派遣認可番号 派13-314752
カテゴリ:Contents